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4月に読みたい本の話

 4月に入って読みたい本・漫画をまとめておこうと思う。読書メモ。 センスの哲学 哲学者、千葉雅也氏による新著。2024/4/5発売。『現代思想入門』、『勉強の哲学』などは読んでみて結構面白かったので期待の1冊。  千葉雅也氏の本は難しい哲学の話題をこれ以上ないくらい分かりやすく書いてくれながらも、その背景には巨大な知性による裏付けがあるのが特徴だ。人文系の本は蘊蓄垂れたり、やたら衒学的だったりして近寄りがたい雰囲気があるが(それはそれで好きだけど)、千葉雅也氏の本はそういっ

    • 携帯キャリアと光回線の乗り換えがお得過ぎた話

       大学生になり、初めて1人暮らしをスタートした日のことをよく覚えている。ワンルームに新品の家電が並び、まだ私物は少なく、これから自分の王国を築き上げるんだと不安と孤独に押しつぶされないように虚勢を張ったあの夜。  あれから6年が経った。今もワンルームに住んでいることに変わりないが、人生の空虚さを埋め合わせるように増えていった私物と、隠すことのできない使用感に満ち満ちた家電がひっそりとたたずみ、そこに住む裸の王様は日々の仕事に怯えながらなんとか生きている。人間も物も劣化させるの

      • ポンコツは最強の世渡り術なのではないかと思った話

         仕事をしていると自分のポンコツ過ぎる場面によく出くわす。できたと思ったら全く的外れな資料を作成していたり、メールの宛先に不備があったり、何回も確認したと思っても入力に間違いがあったりなどなど。最初は熱心に教えようとしていた上司が段々こいつはあんまりできなそうな子だ…という顔に変化していくのをよく見かける。ポンコツで本当に申し訳ない。  ポンコツっぷりを最大限に発揮した日は帰りの電車の中でかなり落ち込む。何であんなミスをしたんだろうから始まり、仕事に向いていないんじゃないか、

        • またnoteを書いてみようと思った話

           社会人になってから2年が経過した。毎日職場と家を行ったり来たりで変化に乏しく、心が貧しくなったように思う。入社したての頃は目のきらめきが失われたサラリーマンになんてなってたまるかと思って、勉強とか読書を頑張ったり、ジムに行ったり、映画を見たり意識的に毎日を充実させようと努力していた。ところがそんな日々は最初だけで、段々仕事の空虚さに日常が浸食され、今や下に見ていたサラリーマンの仲間入りを果たすこととなった。  まず仕事終わりの勉強はとてもしんどい。どうやら人間の精神エネルギ

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