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3/22(金) 俺の話を聞け〜 そして 見ればわかるだろう

昨日、自宅に戻ってきた

父はこれから1週間ほど施設に泊まりでお世話になる

前回の泊まりの際は、連日帰りたがって大変だったらしいのだが、唯一、叔父が訪ねて来てくれた日は、穏やかだったそうで、泊まりの期間は何度か顔を出していただけるとありがたい、と施設の方より要請があった

叔父は常々気にかけてくれるのだが、何というか、少々ずれた方角に火炎放射を浴びせて焼け野原、のような関わり方をされがちで、力になりたいという気持ちとうまく噛み合う落としどころが見つからないでいた

泊まりの際にに訪ねて、父の気を紛らわしていただく、というのは、こちらとしても大変ありがたいので、頼んでみると、早速今朝訪ねてくれたそうだ

そして会うなり、家に帰りたい、という父に、ひとりの時に何かあったら、とみんな心配しているから、おとなしく施設にいてくれ、と強めに諭した、と、やや武勇伝のように報告された

叔父としては、わたしや弟に負担をかけていることを含めて、父に理屈で納得いただきたい、という気持ちが強いようなのだが、父は父で、ひとりで大丈夫と思われていない、というのは不本意で、落ち込むし、反発もするし、で、それを諭したとて、いいことはなにひとつ無い

叔父が期待している、
心配をかけている→施設に居よう
とはならず、
心配をかけている→そんなことない、自分ひとりで大丈夫→なんでわかってくれないんだ
のルートに入ってしまう

そしてそのやりとり自体は忘れても、不本意に非難されたような記憶だけは澱のように残って、夜にふと浮かび上がってきて悲しくなったりするのだ

ということは、これまでも何度か伝えていたし、実際今日も、言われた途端に父の目が三角に吊り上がったらしく、CKBのタイガー&ドラゴンと、混沌料理が同時に聞こえてくる気持ちになる

話し相手になってくれるだけでいいーー

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