【必見!】米国ETFの手数料を抑える買い方

こんにちは。
かいです。

今回は「米国ETFの手数料を抑える買い方」を紹介します。


各証券会社の取引手数料

まず各証券会社の米国株取引手数料を紹介します。

※今回紹介する取引手数料はいずれもネット注文時のものです。


【SBI証券】

最低取引手数料(税込):0ドル(※)

※取引手数料の端株処理の関係上、最低手数料0米ドルが適用されるお取引は、約定代金が2.02米ドル以下のお取引となります。


取引手数料(税込):約定代金×0.495%

上限取引手数料(税込み):22ドル



【楽天証券】

2.22$以下:0円

2.22$超〜4444.45$未満:約定代金の0.495%(税込)

4444.45$以上:22ドル(税込)



【マネックス証券】

最低手数料:0ドル(約定代金が2ドル以下)

取引手数料(税込):約定代金×0.495%

上限取引手数料(税込み):22ドル


※売却時のみ、上記国内取引手数料のほか、以下の現地取引費用がかかります。



【野村證券】

1注文の約定代金が20万円以下
2389円

1注文の約定代金が30万円以下
3142円

1注文の約定代金が40万円以下
4274円

1注文の約定代金が50万円以下
5405円

1注文の約定代金が75万円以下
5866円

1注文の約定代金が100万円以下
6160円

1注文の約定代金が150万円以下
8045円

1注文の約定代金が200万円以下
11817円

1注文の約定代金が250万円以下
15420円

1注文の約定代金が300万円以下
18857円

1注文の約定代金が500万円以下
22125円

1注文の約定代金が1000万円以下
36038円

1注文の約定代金が2000万円以下
70400円

1注文の約定代金が3000万円以下
137447円

1注文の約定代金が5000万円以下
188570円

1注文の約定代金が5000万円超
一律251429円





【みずほ証券】

約定代金が55,000円以下の場合
一律11.0%(税込み)

1注文の約定代金が5.5万円超え30万円以下
6050円

1注文の約定代金が30万円超え100万円以下
約定代金×1.10000%+2,750円(税込み)

1注文の約定代金が100万円超え300万円以下
約定代金×0.99000%+3,850円(税込み)

1注文の約定代金が300万円超え500万円以下
約定代金×0.88000%+7,150円(税込み)

1注文の約定代金が500万円超え1000万円以下
約定代金×0.77000%+12,650円(税込み)

1注文の約定代金が1000万円超え3000万円以下
約定代金×0.66000%+23,650円(税込み)

1注文の約定代金が3000万円超え5000万円以下
約定代金×0.55000%+56,650円(税込み)

1注文の約定代金が5000万円超え1億円以下
約定代金×0.44000%+111,650円(税込み)

1注文の約定代金が1億円超え
約定代金×0.33000%+221,650円(税込み)



この章でのまとめ

手数料を見ると明らかにネット証券の方がお得です‼️

この記事をご覧頂いている方は、少なくともSBI証券・楽天証券・マネックス証券のいずれかにしましょう☺️



より手数料を抑える買い方

前章では米国株取引手数料について紹介しました。

大前提として手数料を抑えるにはネット証券での取引が必須です。


そしてそれらの証券会社では、一部のETFでさらに手数料を抑えて取引することができます。

それぞれの証券会社で特徴があるので、この章てはその特徴を踏まえつつ、手数料が抑えられるETFを紹介します😁



【SBI証券】

SBI証券では下記の9銘柄につき、買付手数料が無料となります。(対象口座:一般口座・特定口座・NISA口座)

 VT、VTI、VOO、SPY、IVV、EPI、DHS、DLN、DGRW


  VT、VTI、VOOについては、以前記事にて紹介しましたのでそちらをご覧ください。

【参考】


その他のETFについて軽く紹介します。

SPY:SPDR S&P 500 ETF
SPDR(スパイダー)という投資信託運用会社がS&P500指数への連動を目指すETFです。
VOOと大体一緒と考えてもらって大丈夫です‼️

IVV:iシェアーズ S&P 500 ETF
iシェアーズという投資信託運用会社がS&P500指数への連動を目指すETFです。
こちらもVOOと大体一緒と考えてもらって大丈夫です‼️

EPI: ウィズダムツリー インド株収益ファンド
ウィズダムツリーという投資信託運用会社がインドの株価指数(手数料および経費控除前)に概ね連動する投資成果を目指すETFです。
つまり、インド株全体に投資したい人向けの金融商品です。

DHS: ウィズダムツリー米国株高配当ファンド
ウィズダムツリーが米国個別株の中で特に利回りの高い銘柄で構成したファンドです。

DLN:ウィズダムツリー米国大型株配当ファンド
ウィズダムツリーが選定した配当株式インデックスの中から、さらに時価総額上位300社を抜粋して運用するETFです。

DGRW: ウィズダムツリー米国株クオリティ配当成長
ウィズダムツリーが成長性のある、配当を支払う企業を選定して構成したファンダメンタル加重指数のETFです。




【楽天証券】

楽天証券では下記の9銘柄につき、買付手数料が無料となります。(対象口座:一般口座・特定口座・NISA口座)

 VT、VTI、VOO、SPY、RWR、GLDM、AIQ、FINX、GNOM


RWR:SPDR ダウ・ジョーンズ REIT ETF
USセレクトREIT(不動産投資信託)指数に連動することを目指すETFです。
主な投資先は商業用不動産等です。

GLDM: SPDR ゴールド・ミニシェアーズ・トラスト
金地金の価格のパフォーマンスを反映させることを目指すETFです。

AIQ: グローバルX AIビッグデータ ETF
人工知能(AI)テクノロジーのさらなる開発と、その利益拡大から得る可能性がある企業へ投資をするETFです。

FINX: グローバルX フィンテックETF
金融サービスの転換をもたらすイノベーションを引き起こす金融技術の最先端にある企業へ投資をするETFです。

GNOM: グローバルX ゲノム&バイオテクノロジーETF
ゲノム編集、ゲノム医療治療、バイオテクノロジー等、ゲノム科学の分野でさらなる進歩の知恵を受ける企業に投資をするETFです。





【マネックス証券】

マネックス証券では下記の9銘柄につき、買付手数料(税抜)を全面キャッシュバックするUSAプログラム(米国ETF買付応援プログラム)というものがあります。[対象口座:一般口座・特定口座・NISA口座]

※キャッシュバックの上限はなしです。


 VT、VTI、VOO、SPY、IVV、EPI、DHS、DLN、DGRW


対象銘柄はSBI証券と同じですね☺️

唯一の違いは「手数料を元々取られない」か「手数料分をキャッシュバックして実質無料にする」かですね‼️




この章でのまとめ

SBI証券とマネックス証券では対象銘柄が同じETFで、よりお得に米国ETFを取引できます。
違いは前述の通り、「手数料を元々取られない」か「手数料分をキャッシュバックして実質無料にする」かです。

楽天証券では VT.VTI.VOO.SPY以外の銘柄が他2社と異なります。
[RWR、GLDM、AIQ、FINX、GNOM]に投資したい方は楽天証券で取引しましょう。


為替取引について

いずれのネット証券でも基本的に手数料は格安です。

ですがもう一歩踏み込んで、為替取引でもよりお得に取引できるようにしましょう😆


まずはじめに

まずはじめに、それぞれの証券会社では「円建て」と「外貨建て」の2通りで米国ETFを購入することがてきます。

円建てとは円のまま注文する方法です。
一方、外貨建てとは外貨で注文する方法です。


円建てだと証券会社を経由して勝手にドルに為替取引した後、米国ETFを購入してくれるので楽です。
しかし為替レートの変動によって、自分が保有している資産総額がわかりにくくなるデメリットもあります。
(まぁあまり気になりませんが…笑)



【SBI証券】

SBI証券では証券口座内で為替取引が可能です。

その際の手数料は下記の通りです。

為替手数料(為替スプレッド)
1$あたり片道0.25円


ただしSBI証券を利用している人は上記方法以外にも、住信SBIネット銀行の外貨預金口座からドルを証券口座に移し替えることもできます‼️

そしてその住信SBIネット銀行での為替手数料は、なんと片道0.04円です😳(業界最安値‼️)


つまり住信SBIネット銀行で為替取引をして、SBI証券に移し替えると手数料が6.25倍お得になります😍

なのでSBI証券で取引するなら、
住信SBIネット銀行で為替取引⇨証券口座に移し替える⇨「外貨建て」を選択して米国ETFを購入が一番お得です‼️


【楽天証券】

楽天証券でも証券口座内で為替取引が可能です。

その際の手数料は下記の通りです。

為替手数料(為替スプレッド)
1$あたり片道0.25円


【マネックス証券】

楽天証券でも証券口座内で為替取引が可能です。

その際の手数料は下記の通りです。

買付時:0円
売却時:0.25円


マネックス証券では、買付時の為替手数料が無料となっています😳

これは他の証券会社にはない独自のサービスです‼️

さらにこのサービスは円貨決済でも一緒とのことなので、円建てで買い注文を入れた時も買付時為替手数料が無料となります。


つまりマネックス証券ではわざわざ[為替取引⇨外貨建て注文]をしなくても、円貨決済を選択すれば一手間省けて、かつ、手数料もお得になります‼️




この章のまとめ

SBI証券:片道0.25円
住信SBIネット銀行:片道0.04円

楽天証券: 片道0.25円

マネックス証券: 買付時0円、売却時0.25円


※ いずれも1ドルあたりの手数料


為替手数料が往復で1番お得になるのは、住信SBIネット銀行で為替取引をした場合です。
その場合は0.08円となります。

一方買付時のみを見ると、マネックス証券が1番お得となります。



まとめ

✅大前提としてネット証券で米国ETFを購入する。
✅その中でも自分に合ったETFを取り扱っている証券会社を選ぶ

以上が原則です。


その中でも米国ETFを1番お得に取引するには、
住信SBIネット銀行で為替取引⇨SBI証券に移し替える⇨外貨建て注文で、上記紹介の9銘柄を購入
となります。


手数料の違いによって最終的に得られる利益の総額が変わります。

特にこだわりがない場合は、SBI証券&住信SBIネット銀行の合わせ技を使い米国株ETFを購入することをオススメします‼️


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