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家族の風景

おはようございます。
昨日のnoteでごはん作りしんどいという話をしました。

今回はその続き。
じゃあどうしていくかという話をしていこうと思います。

今回参考になったのは、コウケンテツさんの本『本当はごはんを作るのが好きなのに、しんどくなった人たちへ』でした。Amazon Unlimitedでも読めるので是非。


私のサンシャイン

本の中で、コウケンテツさんがフランスのパリで取材をしたときのことが書かれていました。
フランスでは、朝食はおろか、平日は料理をせずに、惣菜や冷凍食品で済ませることが多いそうです。
フランスの子育て世代である40代の女性の就業率は80%を越えており、仕事にも政治にも積極的に社会参加する方が多く、料理をする時間が無いそうです。

取材を受けた女性の方が、

「家で料理ばっかり作っていたら、私のサンシャインが輝かないじゃない」

コウケンテツ 『本当はごはんを作るのが好きなのに、しんどくなった人たちへ』から

と答えたそうです。

フランスでは、まず自分自身が幸せになって、その上で家族や社会を幸せにしていくという考え方なのでしょう。

これを読んだ時に、なるほど!と思いました。
とはいえ、どうしても料理を作る人って自分よりも周囲を優先させてしまいがちじゃないですか。

なるべく手料理で、健康に良くて、美味しいと思ってもらえるものを作らなくては

どこか気張ってしまうところがあると思います。

そこで、コウケンテツさんは次のような提案をしていました。

味付けはセルフサービス

コウケンテツさんは味付けをセルフサービスにしてみることを提案しています。

こうすることで、作る側は「おいしく」作らなければという責任から開放されて、少し肩の力を抜いて料理ができるのではないでしょうか。おのずと調理法もシンプルになるので、作る手間もかからないのです。
家はレストランではありません。ひと口目が最高の味である必要はまったくありません。

コウケンテツ 『本当はごはんを作るのが好きなのに、しんどくなった人たちへ』から

なんかこの提案や文章を読んで、肩の荷が降りた感がありました。

一人暮らしのときは、自分の好きな味付け、食べてみたい味にし放題でした。

ですが、家族に作るとなると「家族全員が満足して喜ぶ味」にしないといけないと縛られていました。

これからは、出来上がった料理と一緒に調味料をテーブルに置いてご飯を食べてみようと思います。

目玉焼きになにかける?

朝食の目玉焼きの味付けって家によって違うし、家族でもバラバラだったりします。

目玉焼きにソースかける、ケチャップかける、しょうゆかける、塩胡椒を振る、といった感じで味付けは個人に任せて、自分は基本の料理を作ることにしようと思えました。

料理が好きで家族に食べてもらうのが好きだったはずが、家族も料理も嫌いになって憎んでしまうのはとても悲しいことです。

今回は、料理の味付けを家族に任せることで肩の荷が少し降りました。
他にも、たまには惣菜や冷凍食品やコンビニ弁当にする。月に一度は外食をする。サボる日を決める。なんでもよいと思います。

家族やパートナーと料理を作る大変さみたいなのを分かち合えたら、しんどさが減るんだと思います。

定期的にしんどさを分かち合って、負担を減らしてあげることで余裕があって笑顔の増える家庭が生まれるのかなと思います。

しんどさを減らして自分も家族も輝ける風景が素晴らしいなと思うので、そこを目指していきたいです。

それではまた明朝。


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