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チチコグサの絵と庭の池(水溜り)周辺 庭というのは最大の創作物なのではないのか

昨日は天気もまぁまぁで、この時期は庭周りの仕事がきりなくあって、絵はチチコグサを描くのみとなった。
ほんとに詰まらない雑草というふうに分類できるような草だけど、絵に描いてみるとなかなかいい。花はピンクというよりも枯れたような茶色であった。

雨の後、様々なものが一気に倍増して、水溜りも植物で半分くらい覆われていた。
今、長葉オモダカというのが白い花を咲かせている。
あと睡蓮も植えてあるのでそのうち咲くだろう。
葉っぱもきれいだものね。
メダカを入れてあるので蚊の湧くことはない。エサも一切必要ない。
自然に循環していく。水はだいたい澄んでいる状態をキープできている。
植物の根っこからバクテリが出て、それが水の汚れを取ってくれるのだと聞いた。
もう少しすると青い藻のようなものが出るのが問題。掬い取って捨てているが、一旦これが入り込むと大変だ。メダカも卵を産んで繁殖している。
少しの水溜りがあるとこれほどまでに生き物が集まってくるのかと驚くほどですよ。

水溜りって言ってますが、どういうふうに造ったかというと、穴を掘ってビニールシートを置いて、水を張ると重力で地面にピッタリビニールが吸い付く。周りを整えて、植物を植え込むと、この時期ならすぐに馴染んでくる。

庭というのは、すごい創作物で、あらゆる知識をフル回転して創造していく、という、じつのとこ、絵を描くよりも高度な創作かもしれない、なんて思っている。自分の力が半分、残りは天に任せるという、発酵のようなものだ。尽きることのない創作が続く。

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