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病気・障害 ✕ 留学


あいさつ

みなさんこんにちは。
本日は題名通り、病気や障害と留学についてお話しします。

本題に入る前に現在クラウドファンディングのプロジェクト行ってます。
現在この記事を書いている時は目標達成額まで74%達成しており、残り7万円ほどです。ご支援してくださったかたありがとうございます。このプロジェクトを知らなかった方、支援まだしてないよという方はご支援よろしくお願いいたします。
URL:ここに置こうと思ったら一番上に飛んでしまいました。


どんな病気や障害を持っているのか?

ここから本題に入ります。
私、海老澤賢斉(愛称:えび)と申します。現在アイルランドの大学に留学しており、ツイッター海外進学塾のリーダーを務めさせてもらっています。ここでお気づきの方もいるかもしれません。私、実は2つの病気と2つの障害を持っております。(クラウドファンディングの自己紹介の一番下に実は書いてました)
SNS発信は本当にたまに個人的なアカウントで投稿しています。

1.もやもや病(指定難病22:旧ウィリス動脈輪閉塞症)

私がこの病気を発症したのは3歳になって間もない頃だそうです。過去に頭の手術を2回行い、右側頭部から左側頭部までの大きな傷が2つあり、傷とその周りはハゲてます★。5歳くらいの時に手術してできた左側頭部にある傷が結構おしゃれの切込み(ヤンキーが良くする切れ込み)と勘違いされます。症状は様々ですがあらゆる体の部位の脱力、痺れ、麻痺、頭痛が多いと思います。息をふーってしただけで一度倒れたことがあったり、公衆で急に歩けなくなったりするのが本当に嫌で何度もなぜこの病気になってしまったのかと恨んだことがあります。そんなの関係なく中学の時にバスケットボール部に入部して母と主治医にかなり叱られましたが、何とか説得して入部しました。←入部後も色々と迷惑をかけてしまいました。

2.喘息

こちらの病気は聞き慣れた方も多いと思います。喘息に関しては親もいつなったのか分からないとおっしゃてるくらい物心が付く前から喘息の薬を飲んでいました。症状は呼吸困難が多いです。特に激しい運動をしたときや埃だらけの部屋にいる時は大変です。

3.高次脳機能障害

聞きなれない方が多いと思います。もやもや病になった人の多くがこの障害も言い渡されると思います。私の場合は聴覚と言語理解に問題があるそうです。留学しといて何言ってんの?と思うかもしれませんがマジです。ちなみに国語はあまりできません。どれくらいできないかというと高校の国語を一生懸命勉強しても3年間ずっとオール2でした。中学は 3 or 4 でした。作文も全然書けなくてよく居残りみたいなことしてました。(高校のレベルの割には国語全然できないよねと馬鹿にされたこともあります)国語の成績が低すぎたこともあって海外大受験に大きな影響を与えて辛かった(涙)。英語はIELTS6.0台言うてもネイティブから見たら小学校中~高学年くらいのレベルなんで妥当?かと思います。聴覚に関しては、聴覚過敏に影響しており、高音や鉄同士がすれる音、机と皿の摩擦音、鉄と陶器のぶつかる音など高音(気味)の音や独特な音を聞くと辛くなります。

※普段の作文は第三者に確認してから投稿しますが、今回はリアルを提供するために第三者からの添削等は一切しておりません。

4.色弱

色弱の事実を知ったのは高校2年生の時です。私は高校の部活は美術部に在籍しておりました。テーマが青ということもあり、1年次の時のあらゆる作品において赤色を使わなかったので色弱ということに気が付きませんでした。しかし、とある作品展のための絵を描いていた時、美術の講師から赤色を混ぜたほうが良いといわれたのにもかかわらず、赤色の絵の具が目の前にあるのにもかかわらず見つけられなかった頃が原因でした。そのあと病院で検査して、赤部類の色のみ正常に色をとらえていない事が多いということが診断で分かりました。あまり生活に不便を感じはしないです。

病気持ちの留学は実際どうなのか?

みなさんが気になるのは主にこの2点だと思います。
A.留学中の生活に支障をきたすのか
B.留学中の薬や診察、検査、保険はどうしてるのか


A.留学中の生活に支障をきたすのか
→ そもそも日本にいた時点で結構大変なことがあったから日本だろうが海外にいようがあまり変わらない気がします。
ただ、一つだけ困ったことがあり、周りへの理解、特に私がもし病気とかでいきなり倒れた時の対処法を説明するのには苦労しました。知らない単語ばかりだったから事前にちゃんと準備すれば躓かないと思います。多分。
一応、大学のInternational Office の方や、大学に常駐している看護師、友人には伝えています。←これ結構重要

因みになんですが、出願するときはちゃんと自分の病気のことについては描いたほうが良いです。私はしっかりと書きました。いざ大学に来て病気でぶっ倒れて。。。なんて大学側からしたらとんだ迷惑になるだろうと思ったからです。それでも合格をくれた大学には感謝してます。
どこの大学もAdditional Informationで書く欄があるので書いてくださいね。



B.留学中の薬や診察、検査、保険はどうしてるのか
薬について、今は日本から持ってきた薬で何とかしています。既に留学してから8カ月ほどたってます。流石にこの量の薬は持ってこれないので、つまり毎日薬を飲んでいないということになります。普通の人は○○行為になるのでやめましょう。命を削っているようにしか見えないですね。だからやめましょう。なんで薬を飲まないのか。日本の病院から委任状なるものを英語で書いてもらったのですが、現地の病院が受け入れてくれませんでした。もし受け入れたとしても初診断は1年後ですと言われたのに驚きを隠せずちなみに大学のある町以外にも首都ダブリンの病院に連絡して「いけますか?」と聞くのですが返信はスルーかノーのどちらかです。正直諦めてます。もし、OKが出たとしても薬の手配代が尋常に高いのでどのみち諦めていた可能性があります。(これは留学する前から薄々感じてて、費用が高いということは知ってました。)
検査に関してはできれば年に1回MRIの画像を送ってほしいと言われました。偶然にもMRIを取る施設が病院にはないものMRIを取るための単体の施設が町にあるということでそこには救われましたが保険適用外なので1回あたり200+ユーロほど(約4万円)がかかります。←お金ないので結構きつい
保険に関してはアイルランドの保険に入っています。日本の保険は高額で、医療費以外の例えば荷物の損失などいろんな事項の保険が全てひっくるめられているので無駄に高く感じたため、現地の医療保険ののみに入りました。何かあって病院に搬送されても保険があるので何とかなりそうです。ちなみに年間約300ユーロ(5万円)します。

ちなみに医療費等に係る費用はすべて自腹のためかなり留学に必要な金はきつきつです。(親からの援助?支払い?は学費のみです。奨学金で学費が安くなっても医療費に充てないと留学前に言われたのでそこら辺の覚悟あって留学をしてます)


締め

重い言葉を使うと本当に空気が重くなりそうなのでまろやかな柔らかい表現をいれて書きました。
締めが苦手なのでこれで終わります。最後まで読んでいただきありがとうございました。




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