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第47話「納得できるように説明しよう」~「対人援助の現場で使える 聴く・伝える・共感する技術 便利帖」を読んで(8)~訪問介護~


◼️始めに◼️

 皆様、お世話になっております。
 
 輪島市内の全9小学校に、大谷翔平選手から寄贈された野球グラブが届き、早速使用されたとのこと。活気づいていらっしゃる子供達のお姿が目に浮かびます。

 今回の記事は読書感想文の続き(8)で、「納得できるように説明しよう」です。

◼️基本情報◼️

書名/対人援助の現場で使える 聴く・伝える・共感する技術 便利帖

著者/大谷 佳子氏
発行人/佐々木幹夫氏
発行所/株式会社翔泳社様

全158P


◼️小見出し◼️

「対人援助の現場で使える 聴く・伝える・共感する技術 便利帖」より

「説明もコミュニケーション 納得できるように説明しよう」

◼️気になるキーワード◼️

・「説得」と「納得」
・根拠

◼️感想◼️

「説得」とは、自分の意見や考えなどを、相手に理解させようとすることです。
情報がいつも一方的に与えられ、聴き手の理解度に関係なく「と、いうことです。よろしいですか」などと結論づけられると、相手は「はい、わかりました」と黙ってしまいます。

P98-L12~14

「納得」とは、人からさせられるものではなく、自分でするものです。相手の意見や考えなどを十分に理解して、「なるほど」と心から同意できることです。

P98-L20~21

 説得ではなく、納得が大事との事。

 では、納得して頂く説明をするには、どうしたら良いのか。

心からの同意を引き出すためには、専門性と信頼性に基づいて説明するように心がけましょう

P99-L4

 ここで、専門性と信頼性に基づいて説明するポイントが、五つ挙げられています。
 そのうちのひとつ

根拠や理由を示す

P99-L7

 根拠、大事ですね!

 ここのところ、根拠になる、と、読書に着手しておりますが、今、ご紹介している、こちらの本以外にも平行して、何冊か読んでおります。凄い量ではないので、自慢にはなりません。読むスピードは遅いのですが、急いでもいないので、のんびり続けていきます。

 根拠にさせ方もあるかな、と、考えました。出典を言うことです。著者の方の経歴も合わせて覚えているため、説明しやすいです。

事例です。

「✕✕の○○」という本。(内緒)

お客様「夜中にトイレに二回も行くのよ」

私「☆☆の△△先生が書いた本で、ご高齢になると、腎臓の機能の変化で尿量が増すからだ、と、仰ってますよ。(文章は変えてます)
自然な事ではある様ですよ。」

 という風に、根拠が言えると、腑に落ちて頂きやすい様に感じます。私自身も自信を持ってご説明出来ます。

 なぜ、「☆☆の△△先生が書いた本で~」と言うかと言いますと、研究者の方程、数を読みこなしていないからです。沢山の情報を読み、そこから統計として出したのであれば、言わなくても良いかもしれませんが、私は少ないので。そして、例外の説もあると予想されるからです。
 因みに介護福祉士の国家試験問題での知識は、どこで得た知識か尋ねられない限りは、出典を言いません。なぜ、までは考えた事がありませんでしたが…基礎として知っておくべき普遍的な知識だと認識しているから、ですか。

 使い分けしている気分になっていますが、根拠になっているか、どうか。
皆様は如何思われますか?
 ご指摘、お待ちしております。

◼️終わりに◼️

 今回は以上です。
皆様、ご覧頂き、有り難うございました。

 画像はsoeji様からお借りしました。有り難うございます。

 どうぞ、また宜しくお願い申し上げます。

訪問介護士のひかり