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介護現場 「人員不足の闇」

おはようございます!ikedaです!

以前、わたしのFacebookにて入浴介助の際のモヤモヤを投稿しました。 noteでもシェアします。

わたしはこれを「人員不足の闇」と呼んでいます(笑)


今日は連勤4日目の木曜日。

老人ホームのご利用者さんは最低でも週2回
お風呂に入る事が法律でも決まっていますが、
週2回のお風呂でさえも満足に提供できない現状が
あります。職員の数が足りないうえに、入浴介助に入れる職員も限られている。。
 
月曜日に時間を切り詰めお風呂介助17名行い、
本日、週に2回目の入浴介助。
火曜日、水曜日は人員不足で行えず、
さらに人がいなくなる土日には入浴介助を
持ちこせない。。

今日、明日で入浴介助をやりきらなければいけないプレッシャーで今朝は早く目覚めました。

お風呂を楽しみに待っているご利用者さんたちの声を聞くと、週2回は清拭などではなく、お風呂に入っていただきたい!と思いますが・・

ユニットケアなのに、ご本人に合わせたお風呂の時間も提供できず、まして洋服を一緒に選ぶ時間もなく。

もっとゆっくりリラックスして入っていただきたいと思いながらも、時間と切っては切り離せなくて。

入浴介助をしながら、ふとフロアをみると、話に花が咲く職員たち。
あれ?人員不足でご利用者さんのお風呂の時間を切り詰めてるんじゃなかったっけ・・・。

現場は確かに人員が足りないのかもしれないけれど、
使い勝手のよい「人員不足」の言葉に
みんな居心地良く乗っかっていないだろうか?

居室の掃除機もかけたいし、楽しめるような塗り絵や間違い探しのプリントを印刷して渡したい。目脂が多いご利用者さんには、温かいおしぼりを渡したい、、、

もちろん時間も人員も必要だろうけど、大事なのは現場のケアする気持ちの不足をもっと充実させることなのでは…?

人員の数が潤うことと、手厚いケアに当たれるかはまた別の問題ではないだろうか…

不思議な矛盾の光景に、いつもいろいろなことを考えます。

○○○


欠勤者が出て人がいない日も、不思議と介護の心を分かち合う仲間と一緒に働く時には「人員不足」からくる疲れはあまり感じません。

食事の汚れがついた服をそのまま着ていたり、傾眠しているのに食席にいたり、ケアに疑問を抱く日には何だか心労を感じます。


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