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2月の介護交流会『障がいを武器に 経験を糧に』 知ることの大切さを学ぶ




1月19日のnoteでも書きました、「ケア現場の想いを繋ぐ会」の交流会を2月12日に開催致しました。

強みをいかすプロジェクトとして、ゲストスピーカーに大野泰平さんをお招きしました。

テーマは「障がいを武器に 経験を糧に」

大野さんは、生まれつきの脳性マヒで車椅子ユーザーです。

小学校から高校まで普通学級で過ごした経験から、大学ではバリアフリーサークルを発足。社会人になった現在も地域の居場所づくりのボランティアや、小学校などで講演活動を行っています。

今回の交流会では、自身の生い立ちから、なぜ今自分から障がいについて発信しているのか、参加者とのQ&Aを交えながら、様々なことをお話しいただきました。

わたしは大野さんと、中学校の同級生でした。今回、その繋がりでゲストスピーカーをお願いし、私はその時の思い出を重ねながら、お話を聞かせて頂きました。

大野さんが自らの障がいについて発信し始めたターニングポイントは高校生になる前に、中学時代の先生に自分の障がいについて皆に話してみないかと声をかけてもらったこととお話しがありました。

「大野くんがそんな気持ちだったとは知らなかった」、「もっと知っていたら何かできたかもしれない」

そんな中学校の同級生である仲間たちの感想に、大野さんは発信する大切を見出したと知りました。

大野さんと同じクラスでしたが、自らの障がいについて話を聞くまで、自分から知ろうとする行動まで及ばず、もっと知っていたら何か出来たかもしれない気持ちを持ちつつも、障がいについて気にせずに友達として関わり合うことが大野くんにとっても良いのではないか、そんなことを自然と思っていたのかもしれません。

卒業後に、障がいをみんなに話すきっかけとなった先生が開く勉強会で、再び大野さんと交流するようになり、中学時代には聞けなかったいろいろな話を聞きました。そして、障がいを何か特別なことと思い込み、踏み込んでいいものか迷っていたのは、自分自身だったと気が付いてから、人はみんな違って当たり前、それが良いんだと思えるようになりました。

障がいについても知ったうえで、大野さんと再び関わるようになったとき、今まで気づかなかったたくさんのことに気づけるようになりました。また、自分自身とも少しずつ向き合えるようになったと思います。

また、30歳になった大野さんのお話を聞きながら、交流会ではとても嬉しくなり胸がいっぱいになりました!

できることを大切にする、できるまでに助けや時間を必要とするだけなんだ!そんなメッセージを聞いたときに、介護現場のケアする視点、心構えをまた再認識させてもらったと感じます。

『障がいを武器に 経験を糧に』テーマにぴったりなお話し、大野さんありがとうございました!!

発信する大切さを大野さんから学び、自分も知ろうとする姿勢を忘れずに色々なことにアンテナを張りたいと思いました。

参加者の皆さま、ありがとうございました😊

またぜひご興味ある方、noteのコメントでも共有いただけたら嬉しいです。Facebookグループにもぜひ遊びにきてください。


2月12日 交流会の様子
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