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成功は後からやって来る

36歳になった今から新卒だった22歳を振り返る。
山あり谷あり、人並みに色々なことを体験した。
体験したからこそ言えるのは、成長は後からやって来る、ということ。

何の後からやってくるのか。
それは、自分が成長をするために投入をした時間や労力、お金などの後、
ということ。
図にすると下記です。

縦軸が量、横軸が時間
赤色が自分が投入した時間や労力、お金の量的な合計
青色が成果として現れる自分の成長です。

社会人になった時点では何も投入をしていませんので、成果としての成長は
ありません。

少しずつ業務を任されていき、それに伴い投入する量が増えていきますが、
それでも成果としての成長はまだありません。

それでも投入をしていき、ピークを迎えて初めて成果としての成長が
現れてきます。

多くの人が残念ながらそれから投入量を減らしていきます。
成果としての成長が現れてきたから、投入することに疲れたからなど
様々な理由があるでしょう。

しかしながら投入量を減らしてもそれまでに投入した分によって、
成果としての成長は増えていきます。
それによってますます投入量を減らしていきます。

そしてある瞬間から投入をせずに、逆に怠けるようになっていきます。
そしてある瞬間から成果としての成長せずに、逆に逆風が吹き始めます。

仕事ではミスを連発する、後輩や部下に追い抜かれる
プライベートでもなんだかうまくいかない
そんなことが続くようになっていきます。

そうして初めて、自分が落ちている、と認識をします。

何とかしよう。
この状況を改善しよう。
そう思い、様々なことに取り組むようになります。

ある人は資格を取ります。
ある人はセミナーに通います。
上司や先輩社員に教えを請う人もいるでしょう。

しかしながら、状況は一向に改善されません。
それどころかどんどん落ちていきます。

もがき苦しみますが、どんどん落ちていきます。

追い打ちをかけるように大きなミスやトラブル、クレームが起きます。

状況を良くしようとしてこんなに頑張っているのに、
なんでこんな大きなミスやクレームが起きるんだ?!
心が折れそうになる瞬間です。

多くの人がここで思います。
自分の人生ってこんなものか。
投入することを止めることを決める瞬間です。

ですが、ここが最下点です。

大きなミスやクレームは、再び投入し始めたから起きたわけでは
ありません。
落ちている最中の自分が起こしたことです。
結果として現れたのが「今」だっただけです。

多くの人が投入することを止めていくなか
ほんの一握りの人がそれでも投入をし続けます。
自分の人生を本当に良くしたい。
ただそれだけを想って投入し続けます。

そしてある瞬間に気がつきます。
不思議と状況が好転していくことに。

そこからは投入すればするほどに成果としての成長を
感じるようになります。

人生、山もあるし谷もある。
しかしながら谷で立ち止まる人が圧倒的に多いです。
あと一歩を踏み出せば、そこは山の裾野です。

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