どういう価値観で住むか。

先日、映画(邦題)ニューヨーク眺めのいい部屋売ります

を観ましたー!!!!!
とっても幸せな気分になれる映画だったので
語りてー!!!!!ってなっちゃいました!笑

タイトルの通りニューヨークに住んでいる
60代の夫婦が眺めのいい部屋を売るというところから物語はスタートします。

しょっぱなからネタバレになるのかもしれませんが!

ニューヨークって家を売る時
自分がまだ部屋に住んでいる状態で買い手を募るんです!
住んでいる状態でたっくさんの人に内覧をしてもらい
自分が住むなら?をたくさん想像してもらい
そして、値段を交渉する。

交渉するんですよ!奥さん!!!!

もーびっくりしました。
時間を決めて買い手がいくらなら出せると
オファーを出す…
売値、110万ドルの希望を出している老夫婦。
ですが…住んでいる街に事件が起こり、なかなか良い買い手が見つからない。
もう、ここだけでカルチャーショックにやられまくりなのに

次はどこに住むんだ?

という問題。
この老夫婦は今住んでいる部屋に40年と長い間住んでいます。

40年…

この40年の振り返り方が素晴らしく心温まるものばかり…。
なぜ2人が一緒になったのか
2人の明るさの秘密は?
なぜ2人はこの部屋を売ることにしたのか、
などなど、胸キュンがたっくさんあります。
この映画で主人公と一緒に考えたのは

どういう価値観で住む場所を決めるのか

という事です。
私は引っ越しのバイトをしているので
1人のお客様で旧居、ご新居と2つのお部屋、お家を見ることができます。
住む場所が新しくなるということは
お客様の気持ちをガラッと変えてしまうパワーも持っているなと肌で感じています。
今まで住んでいた部屋の印象よりも
これから住む新しい部屋の方が明るく、力強いエネルギーを感じるお部屋のことが多いですからね!
気持ちも自然と明るくなるんだろうなーと。
この間のご新居なんてお庭の装飾にこだわっていて
木々の配置が素晴らしくて、素晴らしくて…
お庭から散歩します?四季、感じときます?って声が聞こえてくるようでした。
木々の紅葉と陽射しがフローリングに反射して…
あー語り出したら止まらない…

むりやり話を老夫婦に戻しますが
2人は新しい生活を目の前に揺れるんですね。どの部屋に住めば明るい生活が待っているのか
何を基準にして部屋を決めるのか…
その揺れ方もとっても素敵で妥協がありませんでした。
わりとケンカのシーンが多い映画なんですが
ケンカの一つ一つに愛情を感じられるので
観ていてほっこりします。

新しい場所に何を持っていき、何を捨て
どう生きようと目標を持つか

老夫婦と一緒に考えちゃいました。

考えようとするんじゃなくて自然と考えちゃいました。
もう、映画の世界観にやられちゃってますよね。
この感覚!笑
どんな景色を観て何を感じて日々を過ごしたいのか
パートナーに新しいお家でどう過ごして欲しいのか。
この映画は1人1人の「日々を暮らす」をテーマにしているじゃないかな?とも思っています。

映画を観終わって自分の住んでいる環境を
変えたくなること間違いなしの映画です!

年末の大掃除が捗るかもしれない映画!笑
そんな映画、ぜひ観てください!😆♥️

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