KaiOlohia

神社巡りはここ20年來。アロマセラピー的なアドバイザーも20年位。写真は中学生から。タ…

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神社巡りはここ20年來。アロマセラピー的なアドバイザーも20年位。写真は中学生から。タロット占いは小学生から。食いしん坊なのと目に見えない存在と接するのはナチュラルボーン。あと美しいものと歴史あるもの、歴史を創るものが好きです。俗に言うマルチ・ポテンシャライト。

最近の記事

こわいよ~うこわいよ~う

こんにちは。久しぶりの投稿です。 どんな話を書こうかしら……と思いつつ、徐々にひとつのテーマがまとまりそうだったんですけれど、 突如自分の調べものに飛び込んだテーマに「こ、これは……書いてみたい」という欲がぞわぞわと湧いてきたので書く次第。 そう、「ぞわぞわ」なんですよ。なぜって、 「呪われた絵」なんですから。ぞわぞわ。     そもそも、何でこんな話を書いてみようかと思ったかと言いますと、きっかけは1枚の絵です。 北極海、北極圏、そういったところでしょうか、白熊

    • memento moriとcarpe diem、からのvanitas、そしてtempus fugit

      お久しぶりな投稿です。 今夏はあれこれ怒涛の毎日でした。このクッソ暑い最中に毎日よくがんばった、私。 まあまだ無茶苦茶暑いというか湿度高くてうんざりしていますが、朝晩は少し秋めいてきていますし、 虫の音がお盆過ぎたあたりから聞こえるようになったのが(ホント生命ってスゴく不思議)、今はずいぶん大きく聞こえるようになりましたし、 空も高くなってきたし、雲も秋のそれになってきているしで、 確実に近づいてきている秋を感じる今日この頃です。缶チューハイの梨味が美味しいし。って

      • 狂氣に共感する

        先に書いておきます。 今回書くにあたって、 フランシス・ベーコン(画家の方)の超有名作品を貼ることになります。 かなりショッキングです。単にこわいと感じるより、おぞましい、と感じたりする方が出てくるとも限りません。 一応ここから先を読む方は、 彼の作品が登場することを念頭において、できるだけ明るいところで、 優しいメロディの音楽を流すとかしたり、美味しいお茶でも飲みつつ、美味しいスイーツをつついたりしながら、 心穏やかに読んでください。 というわけで、本題。

        • 招き猫と荒ぶる猫的な何か

          こんばんは。 氣づけばまたもや時が経ち…… ふと、何か書かなきゃと思って、画面を立ち上げました。 いつも(というほど更新していませんが)ここでは絵の話ばっかりしていますが、 たまにはちょっと違うことでも。 ฅ(ↀᴥↀ)ฅ<ニャー 昔々、あるところに、猫が大好きな人がいました。 その人の1番目の子どもは少し周りの子どもより発育がのんびりペースだったものですから、 親であるその人は我が子が心配でなりませんでした。病院からは普通の幼稚園へ通わせるようにと言われていま

        こわいよ~うこわいよ~う

          ややや、お久しぶり。というわけで、ルーアン大聖堂の話。

          これを見つけた皆さん、こんにちは。 また私をとりあえずフォローしてくださっている皆さん、ご無沙汰しております。 最後にここ更新したの、いつだっけ…… と思って見たら、2021年でした(笑) どんだけほったらかしにしていたのよ⁈と自らにツッコミを入れたくなったほどですが、まあ去年の私は怒涛の展開とサバイバルな毎日(現在進行形)で、 ちゃんと日記でもつけておけばむしろ面白かったかも、としみじみ思っている今日この頃…… まあ過ぎたことは氣にしない(笑)書き綴っておこうと

          ややや、お久しぶり。というわけで、ルーアン大聖堂の話。

          HBD Johannes Vermeer

          先日調べものしようとグーグル先生立ち上げたら、 Doodleがフェルメールでした。生誕389年。 あれ?Wikipediaでは、10/31に洗礼を受けた、つまり同日かそれよりちょっと前が誕生日なんじゃ、って話になるんだけど……はて。 日本でも大人氣、そして有名画家にも関わらず現存する作品が30ちょいしかない画家。 最初の頃(1650年代)は、キリスト教や神話が主題になった作品を描いていたフェルメール。 やがて風俗画を、あの左手に窓の部屋が背景となった絵を手がけていき

          HBD Johannes Vermeer

          雨の街と夜のカフェがお好き?Lesser Uryの話。

          今、東京の展覧会界隈でちょっとしたニュースになっている、ドイツ系ユダヤ人画家のLesser Uryさん。 知ってます?たぶん、知らない人がほとんどだと思います。で、じゃあ何そのニュースは?と言いますと、 こちら(↑)の展覧会でね、いきなり彼の作品のポストカードが即日完売するという、異例の事態になったのですよ。 その絵がこちらの、「夜のポツダム広場」。 雨の街、濡れた路面に建物の灯りが光り、傘をさす人々が歩いています。 この光の路面、まるで目の前で見ているかのようです

          雨の街と夜のカフェがお好き?Lesser Uryの話。

          霧と月光の画家、Karl Heilmayer

          ネットで絵画を観まくっていたら、 またまた見つけてしまいました、美しい風景画を描いた人を。 Karl Heilmayer。たぶん、ご存知の方はそうはいらっしゃらないのでは。 いや、私も全然存じ上げておりませんでした。ミュンヘンで生まれ、ミュンヘンで亡くなったHeilmayerさん、 お父さまも風景画家(にして、宮廷役者)だったそうなので、受け継がれた才能だったのでしょう。 ミュンヘンの王立芸術アカデミーで学び始めたものの、中退して独学で絵を学びます。 生まれもお亡

          霧と月光の画家、Karl Heilmayer

          天職って何だろう

          たまには絵の話以外のことをと、先日私のところに来るご相談ジャンルのトップに君臨する恋愛の話を何となーく書いたら、 そう言えば、その次に来るジャンルもはっきりしてる、とふと思って、今度はそれについて書こうと思いました。 タイトルの通り、天職、仕事についてのお悩みですね。めちゃくちゃ多いです。 いっとき、やたらと仕事関連のご相談ばかり受けることがあったんですよね。もう、それ専門かというほどに。 実際、年間を通してコンスタントに来るんですが、特に年末年始、3月末から4月、夏

          天職って何だろう

          たまにはスピリチュアルっぽいような、そうでもない話を。

          絵画の話ばかりじゃなくて、たまにはエンジェル・イントゥイティブっぽい話でも。 スピリチュアル・セラピストとしての活動をする前、子どもの頃からタロット・リーダーだった頃から、 相談のトップは恋愛。ま、子どもの頃なんて、特にそうなるわよね。誰が好きとか、あの人はどう思ってるのかな?とか、そんな感じ。 どうしたら学年トップになれるかとか、そんな相談はナシ(笑) で、大人になってからも、結構恋愛の悩みとか、大人になったら今度は結婚の悩みも出て、 夫婦の悩みも出て、しかも人に

          たまにはスピリチュアルっぽいような、そうでもない話を。

          イワン・クラムスコイって、やっぱりスゴいな。

          お久しぶりです。 4月に7周年迎えてから、完全放置プレーしておりました。皆さまお元氣かしら? スピっぽいことよりも、絵画の話ばっかり書いている私のページ、 面白がってくださる方がどれだけいるのかわかりませんが、 今回は、この絵から。 タイトルは「月明かりの夜」。 お庭の一角でしょうか、スポットライトを浴びるように女性が1人いらっしゃいます。 きっと、すごく静かな夜。ベンチとその周辺だけが照らされています。 月明かりの風景を絵にするってなると、大抵画面に広がる夜

          イワン・クラムスコイって、やっぱりスゴいな。

          7周年、ですって。

          どうも皆さん、お久しぶりです。 ふとここを開いたら、何と私、noteに自分のページを持って、ちょうど7周年、だったとか。 ええ、わかってますよ、去年まで全然書いてなかったってことくらい…… そこへ持ってきて、ここ最近もまるで書いてなかったですし…… ま、不定期ゆるゆる更新ですが、これからもぽちぽち書いていきます。どうぞお付き合いくださいませ。 で、まあ春だし、じゃあ女神フローラの絵でも……と思ったら、 フランス近代絵画の父とも呼ばれる、ニコラ・プッサンの「フローラ

          7周年、ですって。

          フョードル・ワシーリエフとイヴァン・シーシキン

          目が疲れた……( ⌯᷄ω⌯᷅ )……と言っても、目薬さすくらいしかできない、しがない会社勤めの身である私。 遠くの風景を眺めようとしたところで、通り挟んで向かいはビル、ビル、ビル…… そんなわけで、少しでも目に優しい自然あふれるものが見たい……というわけで、 おもむろに風景画家をあさる私。ディスプレイ見てちゃダメじゃん、とか言わないで。 そうしたら、ロシアで若くして亡くなった天才画家、フョードル・ワシーリエフの絵がヒット。 23歳で結核でお亡くなりになっています。何

          フョードル・ワシーリエフとイヴァン・シーシキン

          ねこ好きな人はアルフレッド・アーサー・ブルネル・ド・ヌーヴィルの絵を眺めるといいよ

          こんにちは。日曜の午前が間もなく過ぎようとしています。皆さんいかがお過ごしかしら? さてと、久々に絵の話。 19世紀から20世紀にかけて活躍したフランスの画家、アルフレッド・アーサー・ブルネル・ド・ヌーヴィルはご存知かしら? 静物画や、ねこの絵を主に描いてらした方なんですが、 彼の描くねこがかわいいのですよ。 浮世絵師の歌川国芳など、日本にもねこ好きで作品を残した人はいらっしゃいますが、 ヨーロッパにもねこを主題にした作品をやたら残した人がいたとは。というわけでご

          ねこ好きな人はアルフレッド・アーサー・ブルネル・ド・ヌーヴィルの絵を眺めるといいよ

          あっという間に2021年

          こんばんは。 というか、ご無沙汰しております。 昨年ですね、ここにupしようとしたネタのために、絵画をせっせと貼ろうとしたら、 なぜか何回やってもうまくいかなくて、すっかり心折れてnoteから遠ざかってしまいました。 何とかやろうとしてイライラしっぱなしとか、自分痛めつけてる場合じゃありませんので。 で、放置してたら年末も過ぎ、お正月ムードも過ぎ、 1月が終わろうとしている! このままにしておくのもナンだし、今年もまたよろしくお願いします、という氣持ちを込めて書

          あっという間に2021年

          ノルウェーの画家Peder Balke

          近況を日記同然に書いたことだし、 またちょぼちょぼ書いていこうかと思います。 というわけで本題ですが、 美しい風景画を漁りまくったときに、たぶん今までお会いしたことがなかったんじゃないか?と思う画家に遭遇。 Peder Balke。ペーダー・バルケ。19世紀ノルウェーで活躍なさった方です。「叫び」で有名なムンクのお子さんともつながりがあったみたい。 絵を描いただけでなく、広大な農地を所有して、多くの人がそこで生活できるようにするといったこともなさったとか。 バルケ

          ノルウェーの画家Peder Balke