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君は電熱器

今週の土日は休日でしたが、施術の予約があって1日半は仕事みたいなものでした。

とある患者様の背中の筋肉をほぐす施術をしていたところ、「Kai☆Praさんの手って電熱器でも当ててるみたいだわ」と言われました。

患者様の体より私の手のほうが温度が高いのでしょう、温かさを感じてくださってずいぶん気持ちよかったみたいです。これも強みのひとつになるかもしれませんね。

「そうですか、僕ってもともと体温が高めなんですよね。ふだんも36.7℃とか36.8℃とかですね~」
「へえ~、すごい。でも、体温が高いってうらやましいわ~」
「ですよね、体温は高いほうが良いって言いますもんね」
「そうよ、体温が高いと白血球がよく働いて、夜寝ているときにがん細胞を次々やっつけるから、がんになりにくいんだって」

初めて知りました。白血球が元気に働いて、活躍するって知りませんでしたよ。

患者様たちって、ほとんどの人が体のことをよく勉強されていて、たくさん情報を持っていますね。こういう情報は身に付きます、本を読むより頭に残りやすいように思います。

施術しながら知識も得られる。こんな得なことはありませんね。

(タイトルは、「君は天然色(大瀧詠一)」にインスパイアされて生まれたものです^^)

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