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解体工事を安くする方法

1       必ず相見積もりを行うこと

解体工事は、一般に販売されている商品のように定価というものがありません。 ですので、業者によって出てくる見積金額が大きく違ってくるケースがあります。 2倍近く金額が違う場合もあります。あとで後悔しないためにも、複数の業者 から見積を取っておおよその適正価格を判断するようにしましょう。

2       解体業者の閑散期に依頼する

12月~3月にかけては公共工事が増えることもあり、忙しくなる傾向にあります。そのために4月以降に依頼することがお勧めです。
特に6月から9月にかけては工事依頼が多くないとも言われております。
閑散期に依頼することで比較的値段交渉もしやすく、工事スケジュールも余裕をもって組んでくれる可能性があります。

3       解体業者と直接契約を結ぶ

家を建て替えるときに は、実際に家を建ててもらう住宅メーカーや工務店に解体工事を含めた一括発注をしてしまうことが多いのですが、コストのことを考えた場合、 解体業者と住宅メーカーを分けた分離発注をおすすめします。 一括発注してしまうと、住宅メーカーの下請けとして解体業者が工事することになり、 住宅メーカーのマージンが上乗せされるため解体工事の費用が上がります。 分離発注の場合、およそ2~3割程度安くなります。
これは不動産業者に解体業者を紹介してもらう際にも同じことが言えます。
住宅メーカーや工務店、不動産業者は自分のお抱えの解体業者を強く薦めてきますが、まったく何も問題はありませんので、解体工事は迷わず自分で探して直接契約することが絶対的に安くなり有利です。
業者選びには解体業者と直接やり取り、契約が行える解体見積お助け隊で見積りを依頼することをお勧めします。

4       広告や宣伝の多い業者を避ける

安くてもきちんと仕事をしてくれる業者はたくさんありますが、現状としてそのほとんどは下請けで仕事を請け負う小規模な解体業者です。解体費用に多くの広告費がかけているところは、実際には工事を下請けに頼むところが比較的多いと言えます。そういったところにも見積りを依頼しても良いとは思いますが、他にも複数社見積りを取ることをお勧めいたします。


自分でできる事

・不用品の処分・買取依頼

解体工事業界では残置物と言われますが、不用品の処分はできるだけご自身でされる方が圧倒的に安くできます。特に布団や衣類、瀬戸物、家電、一般ゴミなどはご自身で片付け、地元のクリーンセンターに持ち込んで処分すれば、何百円、何千円単位で済みます。
解体業者に頼んだ場合は、廃棄物すべてが産業廃棄物となり、処分業者へ依頼することとなり、解体業者の実費として1立方メートルあたり10000円~15000円程度かかります。
例えばゴミがそのまま残っている場合などはゴミ処分だけで50万円やそれ以上かかる事例もあります。
また、家電や家具などまだ使えそうなものであれば、リサイクルショップや出張買取業者などに買取依頼するとよいでしょう。

・庭木撤去

庭木は、庭木撤去用のバリカンはトリマーなどをもっていれば、自分でも撤去できます。

自治体ごとに処分方法が定められているので、事前に確認したうえで適切な形で処分して下さい。

・建物滅失登記の申請

解体後は1ヶ月以内に、法務局へ行き建物が亡くなったことを登記する「建物滅失登記」を行わなければなりません。土地家屋調査士に申請を代行してもらうこともできますが3~5万円程度の手数料がかかります。
弊社を通じて工事をしていただいたお客様には「滅失登記」がご自身で申請できる「自分でできる建物滅失登記申請マニュアル」を差し上げておりますので、ぜひご利用下さい。

・解体補助金の申請

全ての自治体で活用できるわけではありませんが、解体費用を一部負担してもらえる補助金があります。倒壊の危険性がある建物や空家は優先的に補助が受けられます。
自治体ごとに定めている条件を満たす必要があるので、市区町村のホームページをみるか、窓口に行って相談することをお勧めいたします。


実際に工事をする(実行部隊である)解体業者は、ハウスメーカーや不動産業者、大手解体業者の下請けで仕事をしていることが多く、ネットや看板ではなかなか見つけることはできません。 もし見つけたとしてもその業者がしっかりやってくれるのかを見極めることは非常に困難です。
解体見積お助け隊はそういった難しい業者選びをスムーズにし、価格だけではなく、信頼できる業者との出会いをお手伝いする無料見積りサービスです。
解体業者を選定する際は「解体見積お助け隊」にお任せください。
https://www.kaitai-mitsumori.com/


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