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夢の映画館〜名探偵コナン100万ドルの五稜星

北海道・函館を舞台に土方歳三にまつわる日本刀をめぐっての争奪戦。
西の名探偵服部平次とともに剣道大会を訪れたコナン一行の前に怪盗キッドが現れる。
そして同じく暗躍する日系武器商人らの組織がやはり日本刀を追う。
日本刀に秘められた財宝の行方は?

キャッチコピーは

「ついに明かされるキッドの真実。」

「こういう駆け引きは得意だろう。」

コナン劇場版第27作。

原作  青山剛昌
監督  永岡智佳
上映時間  111分

(談)
探偵コナンは漫画でもアニメでも知ってましたが、観てませんでした。
ネット配信が普及し、劇場版を近年観てはまりましたね。

原作者の青山さんと同じくアラカン世代、ポプラ社の少年探偵団シリーズや怪盗ルパンや名探偵ホームズを小学校の図書館でよく借りて読んだものです。
そう考えると名探偵コナンもその系統にあると言えます。
子供に受け入れられる漫画・アニメキャラでありながら意表をつく本格的なトリックや国際的犯罪シンジケートの黒づくめの組織というスパイもの顔負けのアクション展開は大人をも虜にします。
ミステリー作家の大御所、東野圭吾氏が「このミステリーがすごい、2024年度版」で青山氏と対談してますがやはりプロもファンなのでしょう。

さて今回の作品のポイントは怪盗キッドの正体が明かされるということですが、これは以前から言われてたきたことの証明ですね。
怪盗キッドこと黒羽快斗がなぜ主人公のコナンこと高校生探偵工藤新一と似ているのか?
ファンの方ならそれは自然と浮かび上がってくるのですが。
今回その真実はエンドタイトルが出た後にスルッと出てくるので途中で退席しないように。
それより見せ場は最後の武器組織との対決。
ライバルでもあるキッドと組みコナンと平次は全力で突っ込みます。
本格ミステリーとアクションの魅力は最後まであきさせません。
ここで一つのターニングポイントとなった今作品、今後どのように展開していくのか楽しみであります。

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