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社員の成長のカギは「アンラーン」にあり。


どうも!株式会社すみかのかいとです!

最近、SNSでよく「アンラーン」を目にするのですが、「アンラーン?また難しいカタカナ出てきたな。」とわからないものに蓋をするのではなく、まずは気になったなら理解しようと『アンラーン』を読んでみました。

この本を読む前は「アンラーンだからどうせ学ぶというインプットばかりするな!」みたいな説教モノかなと偏見を持っていたのですが、全く違いました。思いの外面白かったんです。

アンラーンは過去の学んできたことをお荷物として否定しているのではなく、過去の知識や経験は貴重な財産としながら、時代から取り残されないようにメンテナンスしていくもの

『アンラーン』より

「アンラーン=学ばない」と直訳するのではなく、
「アンラーン=学びほぐし」の方が正確のようです。

そして、読み進めていくとこんな問いに出会いました。

過去や今にこだわることで、未来への選択肢を狭めてしまってはいないでしょうか。

『アンラーン』より

これ、僕が先生になったときにいつも葛藤していたことでした。「先生になったことで自分の可能性を狭めていないかな?」と自問自答し続けていました。先生という職業が悪いと言いたいわけではありません。ただ常に自分の可能性を模索してきて、たまたま大学卒業→先生→民間企業→無職→起業というプロセスを歩む人生になりました。

自分の話は置いといて、アンラーンという概念やアンラーンがもたらす効果は、まさに弊社のサービスであるオンライン進路相談サービス-canau-が1つの手段になりうると思いました。なので、ちょっとだけcanauのサービス説明させてください。

canauってサービスについて

canauは中高生が企業の方にオンラインで進路相談できるサービスです。canauは一見、中高生のためのサービスに見えるんですが、働く大人にとってももたらす効果が大きいサービスです。オンラインを通して企業の人が、中高生の進路相談に乗ってもらうのですが、あえて社長ではなく従業員の方に来てもらうよう伝えています。というのも、生徒からこんなことを聞かれます。

「何のための働くの?」
「働きがいって何ですか?」
「会社の魅力って何ですか?」
「どうやって進路を選んできたんですか?」

生徒から聞かれるかもしれない質問

と生徒から聞かれた場合、あなたはどう答えますか?急に聞かれてもびっくりと思うので事前に振り返りを行います。こういった研修を踏まえて、オンラインで進路相談に乗っていただきます。

対話を通して振り返りを行います。

生徒の質問は本質そのものです。自分自身が普段から明確な軸を持っていない限り自分が答えていてもどこか違和感を感じます。その違和感こそ、話していることと思っていることのギャップから生じるものです。そして、違和感を少しずつ言語化することで自分の軸が見えてくるようになります。

だって、企業の課題って、

働き方改革で労働時間が60時間から40時間になって、あなたの会社にいる人はイキイキ働いていますか?常にパフォーマンス最高の状態で楽しく、何かを創意工夫しながら働いていますか?

企業の課題はきっと短く働くことではなく、より少ないコストで最大限の結果を出すことだと思うんです。その努力を社員1人1人ができたら素敵ですよって営業でお伝えしています。(どんな営業だよ。)

勢い余っちゃってこれを、働き方改革ならぬ「働く訳改革」と読んでいます。

これは誰向けのなに?って自分でも思っています。

アンラーンって気になったから読んでみた。

話をアンラーンに戻すと、canauを通して得られることがまさにアンラーンの極意と同じような気がしています。

まずは、今の自分が知らない間に「あれも」「これも」抱え込んでいることに気がつくこと。そして、その中で何を残して何を捨てることが未来を活かすことにつながるのかを考えること。それがアンラーンの極意といえるでしょう。

『アンラーン』より

まさに事前研修を通して振り返りができ、まっすぐな思いを持つ生徒に率直に聞かれることで取捨選択が行われる。

この社会では企業も社員もどうやら変化が必要らしい。

もうコロナ禍が2年がすぎ、今まで通りが通用しなくなったことは遠い昔のことに感じますね。そして、コロナ禍3年目に突入してわかったことはコロナ禍前に戻ることはないということです。仕事の中で切り取ると、リモートワークや時差出勤、オンライン会議など今までは当たり前ではなかった出来事をやめて、「元に戻して全て対面で時間通りに働きましょう!」にはならないと思うんです。そうなってしまっている企業はきっと社会から淘汰されちゃうんだろうなって思っています。社員よりも自分が生き延びることを優先しちゃっているのかなって疑問にさえ思ってしまいます。

インターン生とGatherでのオンラインMTG。

今までの「当たり前」が当たり前じゃなくなって、新しい「当たり前」がやってきています。またこの「当たり前」もすぐに変わるんでしょう。そう考えると、これからは変化がさらに激しくなります。そうなると、もう元のままでいいという少し前の「当たり前」を生きると生きづらくなってしまいます。

コリをほぐして、さらに動き出せるように。

「アンラーンは学びほぐしである」と先ほどお伝えしましたが、本当に一度自分の頭の中や心をほぐして血行をよくする必要があります。コリをほぐして、自分を客観的に見えるようにしないと気づかないうちに肩肘張っちゃって、自分がパフォーマンスを最大限出したい時に全然出せない恐れがあります。

例えば、あなたが今手にボールを持っています。それを10m先にいる相手に投げようとします。しかし、気づいた時には肩がキュッとあがって、肘が全然曲がらず、うまく投げることができません。10m先どころが3m先までも投げられませんでした。

目を閉じて頭の中でこの状況を想像してみてください。

「は?そんなことある?」と例えを客観的に聞いた時には変に思うかもしれませんが、意外と日常生活でよくあることに似ています。上司から「これ来週までにやってきてね。」と言われて、「はい!」と言ったものの、他の仕事に追われて結局締め切り間近に「あいつ急に仕事頼みやがって」とイライラしながら仕事する。
頭の中や心のコリをほぐさないと、自分がどういった状態にあるかわからず、日頃の習慣(クセ)で自分の可能性に無意識に蓋をしています。
結論どうなるかというと、10m先に離れている相手に「おい!遠いだろ!」とイライラしてしまいます。10m先だったことは最初から変わっていないのに自分が原因にしたくないが故に無意識に苛立ってしまいます。これは「自責or他責」という精神論ではないです。

「まあ、まずは(頭や心の)コリをほぐしましょうよ。」

というお話です。

気になる方はぜひご連絡ください。

自分では気づかないもんです。これは私も同様です。もし、あなたが働く職場に学びほぐしが必要な方がいるのならcanauはぴったりなサービスです。

少しでも興味を持った方がいるのなら、
ぜひ下記のリンクからご連絡ください。
一度お話できると嬉しいです。


最後まで読んでいただきありがとうございました。

いただいたサポートは、オンライン進路相談会の活動費に使わせていただきます。