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楽しそうな人の共通点は「自己決定」

こんにちは!
株式会社すみかの月館です。
教育と社会を近くする」会社を運営しております。
100日noteにチャレンジ中。今日は55日目!
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私は、高校教員からプログラミングスクールに転職し、「安心して挑戦する環境を作る」をミッションに株式会社すみかを設立。学校には、探究コーディネーターとして探究学習・キャリア教育のコーディネート、企業には、3歳から大学まで届けられる教育特化型プログラムを開発しています。

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アメリカに来て、何が教育において大事なのかヒントを探りに来たのが一番大きいテーマでした。
日本にいると、教育における「正解」がわからなくなります。ただ、High Tech Highに来て、正解を追い求めると言うより自分がやってみたいことをやることが重要だと気付かされました。むしろ、「正解=完璧」はないと先生から教わりました。
ただ、アメリカに来て、「正解」とまではいかなくても、普段話さないような人と話していく中で「自己決定」というキーワードが浮上してきました。

そう思えたことがここ1週間で3つあったのでそれぞれお伝えします。


①Patt先生がHigh Tech Highで先生になる理由

High Tech Highのツアーの中で現地の先生に直接インタビューするというコンテンツがありました。その中で「なぜHTHの先生になったのか」という質問に対する回答が印象的でした。
その時の詳細はこちらのnoteに書いたのですが、まさに「自己決定」が出てきました。

「この学校は、先生に対する自己決定を当ててくれる。なので、教室は自分が好きなものを置くことができる。この教室が自分かのようにアレンジができることが好きです。」

ここの場合は、生徒に自己決定する機会を与えていることはもちろん、先生自身も自己決定するという自立性があります。
生徒に「自立」を求める前に先生がとても自立的な存在であることが子どもたちがのびのびする秘訣だとHTHで学びました。

②「どれだけ自己決定してきたかが重要」

今回のGlobal Teacher Program@High Tech Highの参加者の1人にライフイズテック株式会社の小森副社長もいました。
メンバーの中に大学生がいて、ご飯を食べながら進路について相談し合う時がありました。その中で彼が「小さいうちからどれだけ『自己決定』してきたかが自分の人生に大きな影響を与えますね。」と大学生に伝えていました。とても小さなことでも、「メニューの中から何を食べよう」と選ぶことから、どこに勤めるかという大きな決断まで「自己決定」してきた決断が大事だと仰っていたことがとても印象的でした。

③「子どもに選ばせることが大切」

そして、私は、サンディエゴからいとこが暮らすロサンゼルスに移り、今はいこと一緒にシリコンバレーに来ました。

今日は楽天が運営するシリコンバレーにあるコミュニティにて、打ち合わせに参加させてもらったり、Hero Cityというイーロンマスクに初期の頃に投資していたTim Draperさんが作ったインキュベーション施設にも見学へ行きました。

そして、いとこが以前研修を受けたことがあるGlobis USAの加藤さんと3人でランチをする機会をいただきました。(一緒に写真撮り忘れた。。。泣)
彼からこちらのスタートアップ事情や教育事業を聞いていく中で、お子さん2人と一緒にアメリカへ移住された経緯などを聞いている中で、

「進路は基本的に子どもに選ばせている。というか、大人が決めることではないと思います。『中学校までで義務教育は果たしたから高校は行かなくてもいいし、行くなら支援するよ。』と伝えているんです。」

というお話をしていただきました。親は彼の人生をサポートする立場であるということがとても伝わりました。

子どもに選ぶ機会を与える。

と、ここ最近色々な方から「自己決定」というテーマに繋がる話が続きました。「子どもに選ぶ機会を与える。」というタイトルにしましたが、人は本来自ら考えて、自ら行動して、自ら学んでいく生き物です。

ただ、それを大人のエゴで「こっちがいいんじゃないか?」と奪ってしまうケースが出てきています。

・偏差値はより高い方がいい。
・大学には進学しておいた方がいい。
・よりよい就職先に就くべき。

など

どれも間違っていませんが、子どもが納得して、選ぶような環境を作れていますでしょうか?

究極どれも自己決定。ただ、その決断に責任があるか。

究極、人生において全てが自己決定です。マーケティングによって、文化によって、無意識に選ばされているということも時折あると思います。
そういった社会的抑圧や社会的な風潮によって、選ばされたとしても、「自分が選んだんだんだから、自分が責任を持って選び取って、選んだことに対して責任を持つ」という覚悟を持つことがさらに大事なことだと思いました。

選んだことで得た結果に対して、

「どんな結果が降り注いでも、自分が選んだことだから、仕方がない」

と思えるかどうかが重要です。

誰かのせいにするのは、自己決定できていない証拠

担任時代に、
親に言われて〜
周りがそうしたから〜
なんとなく〜
という言葉を並べて、自分に好ましくない結果を得ると、「いや、親に言われたからやったのに」と苛立ち、他人のせいにする生徒とよく会いました。

これが自己決定できていない状況ですね。
自己決定した場合は全ての責任が自分に降り注ぎます。

これはとても個人主義のように思え、孤独を感じさせるような気もするのですが、究極的には誰も助けてくれることはありません。

それはアメリカでよくホームレスを見かけるとそう思ってしまいますし、私が会社を立ち上げて本当にお金に困っていた時も何も行動せずにお金が降ってくることはないと確信したときに感じました。

人生において、うまく行かないときに人にせいにして、感情的になったり、自暴自棄になるのではなく、「どうすればよいのか」と未来に目を向けてアクションし続ける。その覚悟を持って、生きている人は幸せそうだし、ここrが豊かで、ハッピーオーラを身に纏っています。

では、何をしたらいいんだろう?

という、悩みに今いる人は、このアクションをしてください。
はい、もちろん、うまくいかなかったら私のせいにしてください。笑

というのは、冗談で、自分で考えてみてください。
今日からどこかに出かけるときに必ず自分が意識的に選んで行動してください。というのがファーストアクションですが、それ以上におすすめなのが、この人の決断してきたことが面白そうと思う人に一歩近づいてみるというも面白いです。

ぜひランチに行くとか、30分アポを取るとか、その人に近づくアクションをしてみください。

自分がリスペクトする人の決断した頭の中の回路構造はとても面白いと思います。

ということで、私はシリコンバレーにいる面白い人たちに明日も、明後日も会えると言う幸せを噛み締めて前に進みたいと思います!

最後まで読んでいただきありがとうございました!

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