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「know how」より「know who」が自分の人生を彩る。

昨日の素直さについて書いていたら止まらなくなり、2回に分けて書くことにしました。
素直さのレベルがあることを書きました。

おさらにするとこんな感じ。

素直さには3つの段階があります。
レベル1:相手の発言に対して、頷くことができる
レベル2:相手の言ったことを自分も説明できる
レベル3:相手の言ったことを行動する

素直さレベル3で行動するとどんどん変わっていくからジェットコースターのようにで危険だよって話でした。

さて、その素直さレベル3を私自身も実践したらどう変わっていったのかというお話。


アドラー心理学をレベル3で実践したら悩まなくなった。

これは、素直さのレベルを知る前に「実践した方が絶対いい!」という考えに出会って、やってみたらめっちゃ自分自身が成長できたと思ったのがアドラー心理学です。

アドラー心理学との出会いは、『嫌われる勇気』です。読んだことある方も多くいるのではないでしょうか。
この嫌われる勇気の中でいくつも今での大事にしている、自分を大きく変えてくれた価値観がいくつかありますが、特に実践して良かったと思うのが、『課題の分離』という考え方です。
課題の分離の特徴を表す本文からの引用です。

哲人:信じるという行為もまた、課題の分離なのです。相手のことを信じること。これはあなたの課題です。しかし、あなたの期待や信頼に対して相手がどう動くかは、他者の課題なのです。そこの線引きをしないままに自分の希望を押しつけると、たちまちストーカー的な「介入」になってしまいます。

『嫌われる勇気』より

大学生の時、私は仲間と一緒にgreen drinks Kyotoというイベントを2か月に1回開催していました。なかなかチームを巻き込みきれず、思うような結果となるイベントをなかなか作れず、自分や仲間に対してまでイライラすることもありました。理想が高すぎて、思うように現実を受け止められない自分にとても刺さる考え方でした。

「相手に期待しない」という一言で片付けられるような言葉でもありますが、それほど冷たい言葉ではなく、今野自分ができる最大限の行為をやったとしても、相手が思うような行為をしてくれなかったとしても、そこに期待をしてはいけないことに気がつきました。
相手を思うように動いてほしいと願い、願っても叶わないと落胆や無気力感を感じる前に前に自分ができる「相手が動くための最大限の努力」をする。ただ、それだけでいいんだ。私は過度に期待しすぎていたし、思うように動かなかったとしてもそれは力不足だと、メタ認知できるようになったのはこの言葉のおかげでした。

Know how ではなく、know whoの大切さ。

すべての人のアドバイスを取り入れて、実践していたら頭おかしくなりそうって思いませんでしたか?

そのとおりです!笑

私もそれは現実的に不可能だと思います。180度違う意見が飛び交うこともしょっちゅうあります。

その結果、アドバイスを否定と捉える卑屈な人になりませんようにという願いを込めて「know who」の話を最後にしたいです。

「know who」とは、「誰を知っているか」という意味です。
言い換えると「誰から学ぶか」ということです。

全ての学びの原点は、ヒトにあり。

実際に会える人だけではなく、本やYouTubeなども「誰がそのことを言っているのか」というのが重要だということです。

その人の生き様なのか、キャラなのか、実績なのか、どこかからビビッとくる感覚を信じて、「この人がそう言っているんだからやってみよう。」という無意識レベルの直感に従う素直さが最も重要で、頭で考えるのではなく、思わず体が動くくらいの衝撃的な学びを得られる人と出会うことが重要です。

まさに直近での出会いからの衝撃で言うと、クラウドワークス吉田社長の講演会でした。

なので、どんどん外に飛び出て、いろんな人に会うようにしているのですが、

本やYouTubeなどすぐ手に入れることのできる情報から学べることもあります。私の場合は、それがアドラーであり、『嫌われる勇気』は10回以上読み返してます。その他にもオススメしたい方々がいるので、気になる方はクリックしてみください。
私が素直に行動している本とYouTubeは以下の通りです。

・マコなり社長

・アドラー心理学

・ガネーシャ

・キングコング西野亮廣

・山宮健太郎

などなど、ぜひどれか1つはみてほしいくらいオススメです。

もっと個人的にお世話になっている人もいますが、この人たちのおかげで、私はどんどん磨かれている感覚です。

know whoのおかげでできた「課題解決プログラム-inori-」

プログラム自体の想いや具体的な取り組みは、後日noteに書きますが、3校20社で取り組むことができたのも、全てお世話になっている方からのご縁で企業が見つかりました。

おかげで最高の授業を提供することができました。
これも「know who」の賜物だと思います。

「いい子ちゃんでいよう」って話でもありません。

逆の視点から言うと、「こいつには言われたくない」という心の中にいるブラックな自分がいる素直さも大事ということです。笑

なので、ひねくれずに心に従って、この人が言ったことを実践したいと思うことをぜひ実践してみましょう。

上記にいるマコなり社長さんとキングコング西野さんは、私より圧倒的に忙しいはずの人たちが毎日2000~3000文字書いて発信しています。

毎日ですよ?
100日どころじゃない。3年?5年?10年?そのくらいのスパンで取り組み続けている。。。
そりゃあ並大抵な人たちじゃ追いつけないところにいるわけです。

これは、ノウハウ的なすぐに手に入るテクニックではなく、彼らの行動・実績の裏にある目には見えない価値観や判断軸を学ぶことで少しずつ何かが見えてくると信じています。

彼らに追いつきたいわけはないけど、発信し続けることで何が得られるのかやってみないとわからないと思ったので実施することにしました。
怖いという反応もあるし、できるかなという不安もあるけど、それよりもやってみたいという好奇心がほんのちょっとだけ勝ったので、毎日noteを書いています。

「なんのためになるの?」

なんて納得を得る前にやってみるのです。

あなたは、誰から学んだことを実践しますか?


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