見出し画像

【短め】一人暮らしでも独りじゃない。

もうすぐ4月が始まりますね。

新しい新生活をスタートされる方も多いと思います。

中には初の一人暮らしを始められる方もおられるんじゃないでしょうか。

これまでにない自由な時間を手に入れられる反面、家事や身の回りのことを自分自身が責任を持って行わなければなりません。


僕自身18歳の頃、大学進学のために実家である関西から上京しました。

夢にまでみた一人暮らし。

それはそれはもう楽しみで期待と不安を抱え、初の一人暮らしをスタートさせました。

しばらくは楽しかったですが、やはり少し寂しく感じることも。

特に帰ってきた瞬間はそれを痛感します。

真っ暗な部屋に、意味があるのかないのかわからないけど一応「ただいま」と呟く。

どこからともなく知らない声の「おかえり」が返ってこないことにホッとしたのも束の間、懐かしい声の「おかえり」が返ってこないことに寂しくも感じる。

ご飯ができている訳でもない。お風呂が沸いている訳でもない。

ストーブがついた暖かい部屋に入室なんてこともない。

・・・・

寂しいな・・・・

18歳ながらに家族の大切さ、親の有難さを感じたことを覚えています。

でも時々母からLINEが来ることがありました。

母「久しぶり元気?」

私「元気やで!」


ただそれだけ。

ただそれだけだけど、自分には帰るべき家があるんだなと思わせてくれる。

都会の喧騒に揉まれ、孤独が募っていくけれど、決して独りじゃないんだなと思わせてくれる瞬間。


この春一人暮らしをされる方。

時々寂しく感じることもあるかもしれないけど、決して独りだと思わないでほしい。

「一人暮らしではあるけど、独り暮らしじゃないこと」を忘れないでほしい。

ちょっと環境が変わって、知らない街に行くかもしれないけど、あなたを応援している人、支えてくれる人、心配している人、助けてくれる人、必要としている人、会いたがっている人、あなたと離れて寂しい人、必ずいます。

見えないだけで必ずそこにいます。

心と心で繋がっていることを忘れずに。

そして、初めての一人暮らし。これまで以上に楽しいこともたくさんあります。

その環境を存分に楽しんで活躍していってください。

最後にこれをご覧になられているお父さんお母さんご家族の方、もしよろしければ久しぶりに一人暮らしの息子さん娘さんに一言LINEをしてみてはいかがでしょうか?

きっと喜びます。
僕が息子さんなら喜びます。でも顔には出しません。恥ずかしいから。

おわり。




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?