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『いのちの唄』op. 3-2

ぼくはいのちを恐れる

いのちは食い食われる
いのちあるぼくが原っぱへ行けば
雀蜂が飛んできて
森へ足を踏み入れれば
熊と鉢合わせるかもしれない

ぼくが野原のいのちを踏むとき
いのちの餌食となる覚悟はあるか

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