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役に立つ人を目指すと致死率高いゲームに参加することになる

生き方研究家のカイジマです。


「失敗したら損をする」←間違い



失敗を恐れている人っていうのは、失敗したら損するかもしれないから動けな いという損得で物事を見ている特徴があります。そういう人の背中を押すには同じステージで話す方が効果的なので、損得でお話しした方がいいと思います。


実は、失敗した方が得をするのです。


『役に立つ人』と『意味がある人』


世の中には大別すると『役に立つもの』と『意味があるもの』 があります。
例えばコンビニの商品を役に立つものと意味があるもので分けて考えてみると、ハサミとかスティックノリっていうのは役に立つものです。一方タバコなんかは意味があるものですよね。

ガツンとくるタバコが好き」だとか、「電子タバコしか最近買わない」とか。タバコが好きというのは、タバコという商品に意味があるんですね。誰も1番役に立つタバコを買ってるわけではないです。


それで考えると、コンビニの棚に並んでいる商品の種類の数は、タバコやお酒の棚にはたくさんの種類が並んでいるのに対して、ハサミとかスティックノリにはそれぞれ1種類しか並んでいないです。


つまり、役に立つものは1つでいいということです。


2番目に役に立つハサミとか、2番目に塗りやすいノリとかは必要がないんですね。これを機能的価値といいます。利便性とかのことです。


で、これは人間でも同じなんです。これまで計算の速さを売りにしてた人は電卓が生まれた瞬間に一気に必要とされなくなったし、知識の量を売りにしていた人っていうのはGoogleができた瞬間に一気に必要とされなくなったわけです。


世界最高の物知りはGoogleなので、知識だけある人には価値はないのです。さらに言えば、AIもこれだけ発達してきたので、「こういう問題が生じたんだけど、どうしたらいい?」的な質問をしたらAIが瞬時に答えてくれちゃいます。なので、経験豊富な人間ですら、 今後AIの台頭で一気に必要とされなくなる可能性があります。


つまり、正解を出し続けるだけの役に立つ人っていうのは今後どんどん価値が薄れていくことになります。これはなかなか受け入れがたい現実ですよね。


僕らは学校教育で正解を出すように教育されてきて、それが将来に役に立つと信じてきたし、「正解を出すことに意味がある!」と刷り込まれて、「失敗してはいけない」と強迫観念的な性格になってしまっている人も日本人には腐るほどいます。


しかし現実として、役に立つ人っていうのは今後価値が落ちていくと考えておいた方がいいと思います。


では、今後人の価値はどこに発生するのか?という視点が大事。


今言っているのは、役に立つ人とか役に立つものがいらないっていう意味ではなく、1番役に立つ人、1番役に立つもの以外はいらないっていう話です。冒頭のコンビニの商品の話でも言った通りですね。


じゃあ勝ち筋としては、1番役に立つ人になっちゃえばいいんですけれども、そんな夢のない勝負の道はまったくオススメできませんし、僕もそれだけは絶対に無理だと自覚しています。


AIより早くて賢い正解は出せないし、勝てない。電卓よりも早く計算もできない。Googleよりも知識を蓄えることもできない。


こうなってくると役に立つ人ではなくて、意味がある人を目指す必要が出てきます。


例えばあいつポンコツだけど憎めないんだよなっていう人とかですね。スマホなんてLINEとYouTubeくらいにしか使わないけど、みんなiPhone欲しがるよね、とか。それもその物の持つ意味ですよね。ブランディングとも言えます。


意味がある人になるには『ストーリー』


役に立つ人のセールスポイントは『機能的価値』です。


対して、意味がある人のセールスポイントとはストーリー、つまり『感情的価値』です。


身近にいる、あなたが普段応援している友人や知人を頭の中に1人思い浮かべた時、おそらくその人よりも業界で能力的に優秀で、役に立つ人はいるはずですよね。だって、一番の人だったらもう応援するとかいう対象ではないはずです。


ここで、機能的価値のある役に立つ人ってどんなんなのか考えてみましょうか。

優秀な学校を卒業してエリート官僚になって芸能人と結婚して高所得で順風満帆な生活をしていて、一回も失敗したことないです。みたいな人って応援できないんですよね、人って。これは嫉妬とかそういう感情もあるにしても「自分が応援しないでも勝手にうまくやりそう」っていう思いがあるからです。


だから、ネット上で情報発信をする時に、「最初からうまくいってます」「ずっと稼ぎ続けてます」「1回も失敗したことありません」って人は応援する対象にはしてもらえないということです。


そう考えると、能力的にたけている他の人よりも、その自分の身近で頑張っている人を応援しているわけです。その応援理由の1 つにその人の苦労や挫折悩みとか、その人が歯を食いしばって踏ん張った瞬間などを見てきたからっていうのがあると思います。


つまりあなたがその人を選んだ理由の1 つにストーリーというものが含まれているわけですね。これが感情的価値であり、意味がある部分です。


その人が順風満パで何の悩みも挫折も 苦労もなく今まで来ていたらもしかしたら あなたはその人を応援していなかったかもしれないでストーリーっていうのはえ 浮き沈みが非常に重要だっっていうこと ですね浮き沈みがあったからあなたはその 人を応援してるっていうことですね。


結論としては失敗があるからストーリーが生まれて、意味のある人になれるっていう話ですね。挑戦すればストーリーは生まれますが、挑戦しなければストーリーは生まれないってことです。


ストーリーが生まれない限り現代において最も致死率が高い役に立つ人の競技に参加し続けなきゃいけなくなります。この超ハードな競技では勝てません。


つまり AIとかと戦わなきゃいけないっていう超 超超超超ハードな え戦いに挑まなきゃいけないということですね。


人生の選択を迫られた時に成功するか失敗するかで判断するのではなくてストーリーが生まれるかストーリーが生まれないかで判断した方がいいと思います。


目先で稼げるか稼げないかではなく、人生のスパンで見たときに自分のストーリー史に残る価値があるかどうかで選択をする方がお得だってことです。


そう考えると挑戦しない手はないよねという話。


よく考えるまでもなく自分の仕事を見返すと・・・


これから意味を持つ商売は創作活動になると思いますね。コンテンツを世に発信していって認知度を得る活動が肝になってきます。目先のフォロワーを得るためにポチポチやるのも少しは効果あるけど、発信するコンテンツの質を上げる努力が重要だなあと思います。


そのために一番効果的だし、身につけておくべきスキルは文章力です。近年は動画を見る人が多くなってるとか、若い人は文字は読まないとか色々言われてますが、全部ポジショントークです。


人が想いを伝えるときは文章でじっくり時間をかけて創作する方が気持ちがこもります。ショート動画みたいなものなどには想いは載りません。

なので、人に面白いと思ってもらえるような文章を書けるようになると、自然とファンがついてきます。人が集まってくるとお金も集まってきます。面白い文章が書けるようになると結構簡単に人生を変えることができるようになります。


誰でも簡単に面白い文章が書けて、それを習慣化できる方法を以下の記事にまとめたので読んでみてください。


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