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相米映画の感想を忘れないうちに

はじめての相米映画は、「お引越し」だった。主役の子役の田畑智子がとてもよかった。子供がとてもみずみずしくて、他の人たちもみんなちょっと変でおかしいんだけどそこが全てを受け入れてくれているようでとても好きだった。

渋谷のユーロスペースで相米慎二没後20年特集が組まれているとのことで観てない作品を全部観ようという意気込みで私の相米ウィークが始まった。

「ラブホテル」
ロマンポルノというジャンルをはじめて観た。なかなかにポルノだったけどロマンがあった。思わず笑ってしまうおかしみもあった。

「ションベン・ライダー」
なかなか難解だった。ストーリーはよくわからなかったけど思春期の青年たちの動きがよかった。ストーリーよりも「え」として見るもんなのかもと思った。

「空がこんなに青いわけがない」
これは相米慎二プロデュース、柄本明が監督した作品。
サラリーマン家庭に流れる何気ない日常。ちょっとした浮気。冴えない少年。これもストーリーではなく映画全体として見て楽しむ系かと思う。

「翔んだカップル」
映画を撮っています、というよりも日常を少しお見せします、という感じの撮り方に感じた。

「風花」
他の作品と比べてストーリーを感じた。

「セーラー服と機関銃」
これが夏休み映画なのか…!と驚いた。なぜならば少しだけど濡れ場があったからだ。その時代の風を感じた。

さて、ここまでで私は相米慎二監督の映画がお腹いっぱいになってしまったのでまだ観ていない作品はありますがとりあへずここまでにしました。

ストーリーよりも画面の楽しさに重心を置く監督だったのかなと思いました。あと、映画に出てくる人みんなとても人間臭くてみずみずしくて私は好きでした。

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