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「うちの子は普通だから、多数派の道を選ぶ」って本当にそれで良いのか?


親が感じる我が子の将来への不安が「子供を学校に行かせる」ことにこだわる大きな理由なんじゃないかと感じたことがありました。本当はもっと自由に選択していいんじゃないかなと思ってる話です。


(単なる娘自慢ですが)
長女には大人も震えるぐらい物事の本質を見抜いてしまう観察力があります。本当に鋭い!!
次女には飽きずにピアノの練習をする没頭力があります。
なので「けいこちゃんの子供は賢いから」と
特別な生態のように扱っていただくことが多いのです

が、あの人たち

普通の子ですよ。


天才でもないし、特別でもありません。

学校の成績は良くも悪くもありません。
たった1枚の折り紙で姉妹喧嘩したり、
遊び呆けてて夜9時になっても何の用意も終わってなかったり、
朝は廊下に脱ぎっぱなしのパジャマが落ちてたり、
どこにでもいる9歳と6歳です。



先日、
学校に行きたがらない我が家の小3長女のことを聞いた
私立幼稚園に子供を通わせているママ友との会話で

「けいこちゃん、見守ってて偉いね。」
「いや、他にどうしようも出来ないしさ」

という流れから

「それでも休んで良いよって言ってあげてるんでしょ?
うちの子は才能がないからさ、だからとりあえず学校行かせなきゃいけないんだよね。」と言われて

正直、かなり驚きました。



私は何の才能もない。
子供も飛び出た才能はない。
だからとりあえず学校に行かせて、
みんなと同じ道を通って安心するしかないんだ。

という主張です。


そんなわけない!!


これって、
謙遜が美徳とされる日本の社会と、
お金がいくら稼げるかどうかだけで人の価値をはかってしまう市場原理の
かなりいき過ぎた状態になってると感じたんです。


うちの子に才能があるように感じていただけるのは
私が「あれ?これイケるかも」と思ったら
面白おかしくネタにしているからです。

視点を変えれば、どうしようもない子にもなります。
だって普通の子供だもん。



探究学舎の大人向け講座で本間正人先生に教えてもらった多重知能理論によると、どんな人にも2つか3つ必ず得意とされるものがあると考えられています。

「多重知能理論」では、
全ての人間には【論理数学、言語、音楽、空間、博物、身体運動、対人、内省】
といった8つの知能が備わっており、それら8つの知能が合わさってその人の能力が決まるとされます

https://lifehack-animation.com/multiple-intelligences-theory

8つあるうちの2つ。

それがお金を稼ぐことにならなくても、
その人の才能には変わりないんです

この8つの中で学校の成績につながるのは
数学、言語、音楽、身体運動ぐらいでしょうか?
学校が子供の全てを評価してくれるわけではありません。そして残念ながら、日本の義務教育は決められた地域の学校に通う以外の選択肢がほとんどありません。
そこに通わせた後、就学した子供をもつ親に対するフォローもほとんどありません。
教師は人手不足で忙しいしね。


溢れかえる情報、どうなるかわからない情勢
みんな不安に感じてるし
色々と考えてることも知ってます。


だけど子供の将来について不安を感じた結果、
「みんなと同じだったらとりあえず大丈夫なんじゃないかな」と安易に決めてしまうのはなんだか勿体ないように感じます。
(もちろん、これは余計なお節介でもあるからリアルでは言わないよ。)



ずっと現状維持していて、どんどん変化し続ける世界に対応できなくならないのかな?



あの会話の後、
もしかしたら先入観や誰かの価値観に縛られていて現状維持を選ぶ人、選択していい権利があることすら忘れてしまった人たちが今の社会を作りだしたのかもしれないと感じています。

どんな子どもにも「才能がない」なんてことは絶対にないと証明されているんだから、もっと信じてあげてほしいし、ホームスクールとかハイブリッド登校とか自分の子供のタイプにあわせてどういう風に学問を身につけさせるのか自由に選んで良いんじゃないのかな?と思った話でした。



※私は今の公立学校のシステムが好きではありませんが、既存の学校にも色んな人に出会えるという大きな
メリットがあります。それも含めて、自分の子にあった教育ってどんなんだろうって考えてほしいなと思います。

たまに学校休ませても良いかなーと考えたときは、
私の他の記事も読んでみてくださいね^^


最後まで読んでくれてありがとうございます。 スキ、コメントは私のやる気になります!!それだけでとっても嬉しいです♪♪もしサポートしていただけるのなら、娘達の野外活動に使いたいと思います!!