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行動経済学をビジネスに活かす②

行動経済学や心理学を知っていくと
「こんなに、懇切ていねいに言ってるのに」
「こんなに、論理的に説明してるのに」
が全く通用しない理由がわかる。

その一方で、
私も35年生きてきて
客観的、論理的判断が出来ないくらいの
固定概念を持ってることが少し悲しくなったw

今日はそんな行動経済学の
ヒューリスティック
の一部を紹介する。

ヒューリスティックとは、経験則に基づいて判断する行動経済学のこと

・比較バイアス
(宝くじで、100万以上当たる本数が990本と聞くと、自分も当たる可能性が高いと思うこと。実際は、0.000225%だとしても。起こらないことを起こると思う)

・選択のパラドックス
(選択肢が多いと迷う)

・因果関係の過大評価
(自分や身近な人が経験したことを元に判断してしまう)

・双曲割引
(今10万もらうか、1ヶ月後に11万もらうかでは、今10万もらう人が多いが、1年後に10万か、1年1ヶ月後に11万では、11万をえらぶ人がおおい)

・利用可能性ヒューリスティック
(歯医者、美容院、コンビニでは、コンビニが一番多いと思ってしまう。一番身近がだから。実際は一番少ない。)

これを、営業、自己プレゼンに活かすなら

・比較バイアスを活かすなら

成功事例を沢山述べる。例え確率が低くてもw

・選択のパラドックスを活かすなら

選択肢を3つに絞る

選択肢が多すぎて決められない経験はないだろうか?
私は、化粧水、洗顔など
選択肢が多すぎて決められない。

その結果いつも買ってるもの
または、
それに近いものを買ってるw

・因果関係の過大評価を活かすなら

その人の過去を聞き、自社のサービスに対してどんなイメージを持っているかを理解してプレゼンする

過去の経験則で判断してしまうから
こちらが、このサービスがいいかどうかをプレゼンするよりも
この分野のサービスに対してどのような印象を持っているか
を知ることが大切。

その先に、
どうしても変えられない悪いイメージを持ってるお客様がいたら
売ること自体をやめた方が賢明だと思う

・双曲割引を活かすなら

今から始めて効果を実感するか、
3年後から始めるかどっちがお得かを見せる

同じ成果を得るなら3年後より今成果を出した方がお得と
思うはず!

・利用可能性ヒューリスティックを活かすなら

友達紹介など、身近な人からおすすめしてもらう

最後に

自社のサービスの良し悪しは
大前提に大切だか

今、目の前にいる相手が
どんな経験をしてるかはとても大切。

生い立ちを全て聞く必要はないが
最低でもサービスに対する
・イメージ
・ここに来るまでの背景
・他社を比較してるか
・何を重視してるかなど
理解してから話すことが必要だ

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