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コミュニティとは何か

コミュニティとはなにか?

という基本的な問いについて少し考えたいと思います。

コミュニティという言葉でイメージすることが人によって違います。一般的にコミュニティという言葉を聞くと、地域のコミュニティを思い起こす人が多いのではないでしょうか。

地域に所属して、大人、子供が混在して何かをする活動とか、コミュニティセンターなどの言葉のほうが馴染みがあるかもしれません。
そのために、少し古臭いイメージがついている気もします。

実際にコミュニティについて本を探してもほとんどが地域コミュニティを語っているものばかりです。

コミュニティの本で一番面白かったのは 山崎亮さんの一連の書籍です。
コミュニティとは何かを考えるために書籍を探して、書店で本当は別の本を見に行ったのですが、この本がとても勉強になることが多かったので即買いで一気に読み切りました。

コミュニティデザイン—人がつながるしくみをつくる (山崎 亮)

人と人とのつながりをどう作っていくかなので、オンラインでもオフラインでも同じところもありとても勉強になります。

しかし、コミュニティという言葉は変わってきています。

個人的にコミュニティという言葉を使い始めたのは、企業外の集まりがとても面白くその集まりのことを概念的にどう表現したらよいかを考えた時に使ったのがコミュニティという言葉です。

その時の人と人との集まりを示すコミュニティという言葉以外の候補としては、こんなものが有りました。

・団体
・集会
・勉強会
・研究会
・ネットワーク
・リレーション
・コラボレーション
・サークル

このような言葉と比較すると僕が使っているときのコミュニティという言葉はもっと場としての意味が強いです。

コミュニティを成立させるためには、人と人とが近接していることが必要になります。
もともとは、物理的な近接しかなかったので、コミュニティ=地域社会でした。
ところがインターネットの発展やSNSサービス機能の向上により、物理的な近接がなくても人と人とがつながることができるようになってきました。

僕が考えるコミュニティの意味はこれです。

「緩やかな目的に対して価値観が合う人の集まり」

価値観が合う人が、共通の目的を実行するための集まり。

目的は緩やかであっていいと思います。価値観があってさえいれば。

でも、一方で目的がないままではコミュニティは継続しません。

そんなふうに考えています。


どうやってコミュニティをつくれば良いかは、こちらに書いてますのでこちらもご覧ください。


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