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[Sight #012] Port Antonio / 地上で最も洗練された港

青年海外協力隊の活動とともに、ジャマイカの観光スポットなどを不定期でお届けしています。すっかり間が空いてしまいましたが、夏休みで訪れたポート・アントニオ(Port Antonio)をご紹介します。

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ポート・アントニオ、略してポーティ(Porty)はジャマイカの北東部にあり、首都キングストンからは車で約2時間半のところにある港町。「地上で最も洗練された港(The Most Exquisite Port on Earth)」と謳われたように、主要なリゾート観光都市のモンテゴ・ベイオーチョ・リオスとはまた違った、こじんまりとしてのんびり落ち着いた雰囲気が人気の観光スポットです。

San San Beach & Monkey Island

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今回はカヤック(Kayaking)を楽しみました。「San San Beach」という町の中心部から車で15分程のところにあるプライベート・ビーチでカヤックをレンタルして、いざ出発。

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目指すは、この無人島「Monkey Island」。「Pellen Island」または「Pellew Island」が正式名称のようで、「Monkey Island」の由来は昔とある探検家がこの島でサルを放し飼いにしていたからだとか。

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カヤック漕いでます。向かい風。

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到着。のんびり漕いでビーチから10分くらいでしょうか。写真のように、リッチな方々は海に面したホテル(Villa)から優雅にイカダで来ることもできます。

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島の前の浅瀬は水面が膝下~足首くらいで、座ったり寝転んだりしてノンビリして楽しみます。水が透き通っていて、小魚がハッキリ見えます。なお、浅瀬からはサルは確認できませんでした。まだいるのかな。

Royal Mall

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ポーティの街に降り立ってまず思ったのが、建物がステキ。任地のサブラマでは見かけないようなジョージアン様式やヴィクトリア様式(Georgian and Victorian architecture)といった英国様式の建物が建ち並んでいます。建築様式については全くの請け売りで恐縮ですが。

そんなポーティの街なかを散策している中で特にユニークだったのが、このショッピングモール「Royal Mall」。「Village of St. George」とも呼ばれているようです。ドイツ人女性建築家Fahmi氏によって手がけられ、先ほどのジョージアンに加えてゴシック様式、チューダー様式、アールデコ様式(Gothic, Tudor and Art Deco )などが組み合わされた建築家のやりたい放題な建物。コロコロと場面が切り替わる映画のセットの中にいるような、フィクション感というかフェイク感というか、面白い空間体験でした。

Errol Flynn Marina

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キレイに整備されたヨットマリーナ「Errol Flynn Marina」。海岸沿いは遊歩道やベンチが整備されていて、この日は閉まってましたがアイスクリーム屋があったり図書館が近くにあったりと、散歩にピッタリな空間でした。

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おそらくクルーズ船ための埠頭。おもちゃのようなかわいらしい色使い。

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ヨット沈没?マストが海に突き刺さった十字架のようでなんだか宗教的。というか早く撤去しましょう。

Marybelle's Pub on the Pier

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マリーナ内にあるパブ「Marybelle's Pub on the Pier」で夕暮れ時の港を見ながらカンパイ。夜になると電飾が灯ってさらにステキに。サブラマにもこんなオシャレなパブがあればなぁ。

ポーティは町自体はこじんまりとしているのですが、港町ならではなのか、外向きの視野も持ちながらもリゾート開発とは異なる丁寧なアプローチでバランスを取りながら開発されてきた町なのではないかという印象を受けました。「地上で最も・・・」かどうかは分かりませんが、色々な人に愛される町なのは納得。今回は駆け足でしたが、またノンビリ訪れてみたいです。


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