・明日の倉敷を考える会

今日は、「明日の倉敷を考える会」のメンバーで退職のお祝いをしてくれるという。H子が迎えに来てくれて、総社にあるオステリア・ラ・ルミネセンツァへ。

このお店に最初に4人で来たのはもうずいぶん前のこと。いつのことだったかと写真など見て調べたら、どうやら１３～４年は前のことらしい。
倉敷駅裏にあった「倉敷チボリ公園」が閉園し、その跡地利用をどうするのか、アウトレットが来るらしい、美観地区との相乗効果で倉敷の街は活性化するのかなど勝手に盛り上がった挙句、この４人の集まりを「明日の倉敷を考える会」と命名したのだ。

その後も、数年おきに倉敷のあちこちの店でランチをし、近況報告を重ねてきた。
独身だった二人は結婚し、母になった。Nちゃんは指導教諭から主観教諭になり、この春から教頭になった。K-chinも数年前から教頭だ。かくいう私も、当時は普通に担任をしていたけれど、教頭になり、校長になって、還暦を迎えて退職をした。
十数年を経て、近況報告の内容は変わってきたけれど、この関係性が続いていることがうれしい。そして、それぞれに居場所は違っても、倉敷の、いや岡山県の教育に貢献していることが何より素敵だ。私以外。

さて、ランチ。
パスタに加えて肉も魚も、という贅沢フルコースをＨ子が予約してくれていた。

どの料理も本当に美味しい、スペシャルなランチだった。
みんな今日はほんとにありがとう。
このお礼はまた改めて。
岡山県の教育のためにも、ますますの活躍を祈ってます！

・kajun系？

夕方からは、岡山市内へ。
コロナ禍以降、職場の飲み会などがほとんどなくなり、以前は１００人規模でホテルの宴会場でやっていた送別会は、今年もしないことになっていた。
「餞別は受け付けないよ！」という私に、「じゃあ、別に飲み会をさせてください」と言ってくれたR君は、前々任校で教頭をしていたときに一緒に勤務し、校長をしていた最後の勤務校に新採用教諭として来てくれた。晴れて合格したことも、また一緒に働けたことも本当に嬉しかった。

そんな彼が「４月２７日、空いてますか？」と聞いてきたのは３月末。
予定がないことを伝えると「じゃあ、絶対に空けておいてくださいよ。また連絡しますから！」と別れていた。
そして、次に連絡が来たのは、４月２２日（月）。
「お疲れ様です！土曜日、１８時から岡山です！よろしくお願いします！」と店のURLが送られてきた。
どれくらいの人が来るのか、どんな顔ぶれなのか、まったくわからなかったので、何人くらいくるのかだけ尋ねた。
「先生合わせて１９人です！」
ふむふむ。
私がいた学校は、職員数２００名弱。
１８人てことは、彼と親しい顔ぶれくらいかな、若者中心の・・・と思っていた。

ところが、その翌日のこと。
いまは全然別の学校にいる親しい友人から
「土曜日、私も声かけてもらったのだけど、ずっと前からの先約があって行かれません。また別の機会にぜひ！」という内容のLINEが来た。
「え？あなたに声がかかるって・・・どういうメンバーなん？」
「さあ？・・・体育系（笑）？」
「いや、私、体育じゃないんだけどf;^^　
　じゃあ、きっとkajun系じゃな（爆笑）」
というやりとりで、当日のメンバーは謎に包まれたままだった。

さて、当日。
余裕をもって家を出たものの、倉敷駅で大ハプニング。
（それについては後述する。）

会場に着くと、監事のR君の隣に懐かしい若者が立っていた！
彼も前々任校で、一緒に働いていた先生だ。
「きゃ～！あなたも来てくれたの？えー、じゃあ今日って誰が来るん？」
R君はニコニコするばかり。

そして続々会場に入ってきた顔ぶれは、これまでいろんな学校で一緒に勤めた人たち。若い人からベテランまで、男女問わず懐かしい人たちがたくさん来てくれた。小さい子どもがいたり、まだ育休中なのに出てきてくれた人が何人もいたし、県北から２時間かけてきかけて来たというT君は今日はホテル泊だそう。
２時間はあっという間で、あんまりゆっくり話ができなかった人もいて残念過ぎた。
若い男性陣が口をそろえて「うちの子が一番かわいい」と写真を見せてくるのは、パパ馬鹿は我が息子だけではないんだと再認識して笑えた。

私以外の人は、みんな現役の教員。
忙しかったり苦労をしたりしているんだろうけど、みんな生き生きした表情で嬉しかった。自分の生活を大切にしながら、活躍してほしいなあ。

こちらでもごちそうになり、素敵なプレゼントをいただきました。

連休初日に、こんなにたくさんの人が集まってくれるなんて、R君の人柄のおかげだなあと改めて思った。本当にありがとう！

いただいたプレゼントの中にうれしいお手紙が入っていて、泣きそうになった。教員として、管理職として、たいしたことはできなかったと今も思っているけど、少しは後に続く人の役に立ったこともあるのかな。

・躁会

２日前に会ったMちゃんは大学の研究室の同期生。
その同窓会をみんなで「躁会」と名付けたのは、卒業する時だったかな。
卒業後しばらくは、毎年夏に集まっていたけど、年が経ち、生活の場所もばらばらになり、子育てなどで忙しい時期もあったりして、最近はなかなか集まれていなかった。

それでも、LINEという便利なものができ、なんとか連絡がついた人を少しずつグループに追加していって、最近はとりあえず連絡がつくようになっていた。
今回Mちゃんが帰国したこともグループLINEで共有し、集まれる人だけでも、ということで急遽この日の夜に集まることになった。
私は、前述の会があったので、終わってから合流。

みんなで後楽園の幻想庭園に行っているというので、そちらに向かった。

月見橋に差し掛かったあたりで、ふと「幻想庭園手何時までだろう？」と思いググってみたところ、「１８：００～２１：３０。入場は２１時まで」とあるではないか。
時計を見ると２０：５５。
まじか。入れるのか？走れば間に合う？と悩んでいたところに、みんなからLINE。
「どこ？」
「入れるん？２１時までよ」
「いま、月見橋。とりあえず行ってみる」
「いいよ。出ていくから、そこにいて」
ということで、みんなが出てきてくれた。
ごめん。もう少し楽しめるはずだったのに。
最初から速足で歩けば間に合ったよなあ・・・。

みんなが出てくるのを待つ間に、月見橋から岡山城を写してみた。

これを撮っていたら、係のおじさんが
「後楽園はただいま閉園しました！もう入れませんよ～！」と繰り返し叫んでいた。
はいはい、わかっています。

中にいるみんなからも写真が届いた。

出てきてくれたみんなと、月見橋で記念撮影。
道行く人を呼び止めて、撮っていただきました。

コーヒーでも飲もうということになったのだけど、この時間にやっているカフェはあるのか？しかも９人も入れるところ・・・駅に向かって歩く途中、城下公会堂を発見。ライブをやってなければ入れるはず。

はい、開いてました！
「２１：３０オーダーストップ、２２時閉店ですがよろしいですか？」と聞かれたのは２１：２５。
「すぐ決めます！すぐ出ます」とオーダー。

みんな同期なのだけど、私以外の人は、全員まだ働いている。
一人だけ自由を満喫していて、やや後ろめたい。
が、後悔はしていません！
再会を誓って、それぞれ帰路につきました。

・Ｕ子

電車組のみんなで、岡山駅まで歩いた。
下りに乗るのは私だけだったので、改札で別れてホームへあがり、列に並んでいると、突然後ろから
「Ｋさん！」と声をかけられた。
振り向くと、片手にスタバのドリンクを持ったＵ子がいた。
「うわ～！！」
思わずハグ。
「久しぶり、元気？」
U子も以前同じ職場で働いた先生だ。
今は違う現場で、やはり教職についている。
「さっき改札で見かけたんですけど、お友達と一緒だったので。一人になられたら声をかけようと思ってました。」
電車を待つ間、そして、彼女が降りるまでの間、これまでのこと、今の様子などいろいろ話をした。インスタで少しは見知っていたけど、やっぱり本人の顔を見て直接話ができるのってうれしい。

懐かしい人たちとのダブルヘッダーの会のあとの、またまたうれしい再会だった。
U子、これからも元気でがんばってね！

・本日のスペシャルトピック

夕方、倉敷駅で起きたとんでもないこと！
家を出る前に、昼間履いていた靴がなんとなく合っていないような気がした。下駄箱を眺めていたら、見覚えのない靴があった。
こんなパンプスあったっけ？
そういえば昔履いていたかな？
試しに履いてみたら悪くなかったので、今日はこれを履いていくことにした。

家から駅までは自転車。
自転車を停め、少し歩いて駅へ。
もう少しで改札というところで、足元に違和感を感じた。
左足のつま先がなんだかパカパカするのだ。
これってなんだっけ？
この感じ、覚えがあるぞ・・・そうだ、靴の裏がはがれかけてる！？

見ると、歩くたびに左足のつま先がパタパタしている。
脱いで手に取ってみたら、先のほうの５cmくらいがはがれて浮いていた。
どうしよう？
その辺で靴を買って履き替えていこうか？
でも、靴はいい加減に選びたくないな・・・２本あとの電車でもなんとか間に合うけれど、自転車で一回家に帰る時間はさすがにない・・・遅れていくわけにはいかないし・・・。
そういえば、今日は夫が家にいることを思い出した。

電話をした。
「靴が壊れたんよ。下駄箱の左２段目にある黒い靴を持ってきてくれんかな？」
車が来るロータリーまで歩いて行く途中、左足の靴の裏は完全に剥がれた！

しぶしぶ？だったのかもしれないけど、すぐに持ってきてくれた。
履き替えて電車に乗った。１本遅れただけですみ、時間には十分間に合った。

〔本日の教訓〕
何年も履いていない古い靴を履くときは、必ず手入れと確認をしっかりしましょう！
※実は、学校で儀式用に何十年も履いていた室内パンプスも、年度末に似たような状況になり、アロン〇ルファのお世話になって最後の２回を乗り切ったことを、こうなってから思い出したのでした。