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 ひとりだと感じているあなたへ。

はじめまして。Kakaです。
わたしには、5歳の息子がおります。病気との闘いを終え、今はお家でゆっくり過ごしています。
この投稿では、わたし(たち)の紹介と、何を書いていくのかをお伝えしようと思います。

病気のこと

むすこは3歳の時に「脳幹グリオーマ」と診断されました。
病気のことはまた別の機会に色々と書けたらと思いますが、脳腫瘍の一つで脳幹という場所にできるものです。

最近少しふらふらしてて心配ですね。と保育園の先生からのお話を受け、総合病院で念の為MRIを撮っておこうという流れからわかったものでした。

診断を受けた時、1年生存で50%、2年生存で10%と言われ、目の前が真っ暗になり、どうしたら良いかわからなくなったのを今でも鮮明に覚えています。

わたしたちの変化

人生で一番苦しい時から2年ほど経ちました。わたしたち(わたしや夫)にもたくさんの変化が起こりました。

まず、日常の中にたくさんの幸せを感じるようになりました。誰の人生にも終わりはいつか来るもので、当たり前なんて一つもないということに気付いてから、どう生きていたいかを本気で考えるようになりました。

また、周りの人たちの温かさや優しさにたくさん触れ、人の持つパワーの凄まじさを感じました。ただ受け止めて、そばにいてくれる人たちが近くにいることのありがたみを感じています。

そして、子どもからたくさんのことを教わりました。
「できないこと」が増える辛さよりも、「今できていること」に目を向けた方が豊かな気持ちになれることを知りました。親が元気にいること、自分らしくいることが何よりむすこのパワーになっているように感じています。

今のわたしたち

むすこは、最近再発してしまいました。
むすこはお話しすることや、起き上がることが一人でできなくなってしまいました。
再発後、色々な選択をしてきました。その時々で苦しくなったり悩んだりしましたが、今は治療を中断することに決め、お家でゆっくり過ごしています。

伝えたいこと

病気と一緒に生きるというのは、苦しい「だけ」のものだと思っていましたが、病気は「ただそこにあるもの」になりました。

日常の中で、誰かと「違う」ことが増えていくと話すことの難しさを感じたり、一人で色々調べたり悶々とすることがあることもしばしば。

そんな誰か(私かもしれません)と一緒に、あーだよね、こーだよねと言いながら、こんなものがあってよかったと思ったもの(コト)をシェアしていきたいなあと思います。

あなたは一人じゃない。いつも一緒です。
ゆるりと更新していきますので、ぜひまた見にきていただけると嬉しいです。

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