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カンパネルラ

「けれどもほんとうのさいわいは
いったいなんだろう。」
宮沢賢治「銀河鉄道の夜」より

一度変わってしまったものは
二度と元には戻らない
出会った頃のように笑えない寂しさがある
だからこそ一瞬の、その瞬間が美しい
その美しい瞬間を歌というかたちで表現する米津さんはミュージシャンでありながら哲学者でもある。
深い思考の持ち主であると改めて感じます。

この曲から「生と死」について考察するならば、死とは肉体も魂もなくなってしまうことであるが、死んでもなお、心はのこすことができると思う。
心はモノにやどる
気持ちを込めた手紙や贈り物
親しんだ本や音楽
いろいろなモノにやどって
心はのこり続ける
心はモノにやどる
死んでも心をのこすことができる

米津さんの曲を聞いているとどこまでも深く色々なことを考えていけます。

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