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スッポンの飼育を考える

こんにちわ。
最近の日課である、子供と近所の側溝や小さな川をあさっている私…
子供たちも夏休みを終え、その時間も無くなってしまう。
(ちょっと寂しい…)
そんな中、近所で時々見かけるスッポンを捕獲した。
近所では大きい個体から小さい個体、様々なサイズを見かける。
捕獲したのは大きすぎず、小さすぎず手ごろなサイズ。


砂にもぐるスッポン

大きすぎると場所や飼育環境を作れない問題があり、小さすぎると環境の変化で衰弱させてしまう可能性を考えての選択。

必要な物品

飼育環境について調べていると、スッポンはほぼ完全な水棲生物。
まず、必要なものを整理。

  • 水槽(衣装ケースなどでもいい)

  • 砂(細めのもの、ドジョウやコリドラス用など)

  • ヒーター

これらは必須。
今は夏であるため、ヒーターはひとまず不要。
あると便利なのは…

  • 温度計

  • ろ過装置

  • バスキングライト

    砂については、隠れることができる環境として、床材は細目の砂が必要。
    これは寝床にもなる。
    今回はGa AQUA SCAPE SAND ネイプルスイエロー 2kgを使用。


サイズに応じてある程度余裕がある水槽などを使用しないと、甲羅の変形をきたしてしまう。
加えて、ある程度動きまわる環境でないと、ストレスを感じさせてしまうのでは。
その点を踏まえて水槽の代わりにダイソーのシューズボックスを使用。

ダイソー シューズボックス

思った以上に首が伸びるし脱走も上手。
そのため蓋は必須であり、その上におもりも乗せることにした。
大きさは甲羅の倍程度の幅をもち、泳ぎ回ることもある程度は可能。
この、”ある程度”の基準はよくわからないのだけれど。

砂に潜ったまま呼吸ができる水深。
身体がしっかり隠れる量の砂をひとまず用意。

スッポンは水棲生物であるため、水も重要。
デリケートな生き物であるため、水質にも気を遣う。
水道水を使用するのでもいいようだが、カルキが気になる。
このカルキをそのままにして水道水を使用すると、水質を保ってくれる微生物が死滅してしまう。
しっかりとカルキ抜きを行った水も用意する。

日常の管理

飼育にあたり、注意点をまとめる。

  • 水温、水質の管理

  • 病気にならないため日光浴が必要

  • 臆病な性格

  • 夜行性

前述のとおり、水質には気を付ける必要がある。
ろ過装置を付けていないので、基本的にはできるだけ毎日水替えをしてみる。
食べきれなかった餌も早めに除去する。
水温は20度から30度の間で保つ必要もある。
スッポンは肌が弱く、皮膚病になりやすいため、時々紫外線に当たる必要がある。
バスキングライトなどを使用すれば気にしなくてもよさそうだが、今回は未使用。
日光浴の頻度は5分から20分、週1から2回程度行うだけでよいそう。
甲羅の天日干しをすることで皮膚病予防になるとのこと。
ストレスを与えすぎないように、日中はできるだけ静かに過ごせるようにしておく必要もありそう。

まとめ

必要最低限の環境の準備については大きな障壁はなさそう。
温度設定や夜行性であることやデリケートなところが難点。
寿命は10年以上のようだが、飼育環境では長生きしにくいらしい。
飼育は少し難しいようだ。
しかしながら、しぐさなどをみていると癒される。
どのくらい飼育できるか、慎重に経過をみてみることにする。

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