お金がなくて留学に行けない人へ

なんでもとりあえず経験してみるのが大切だと思っていますが、貧乏に育つとそれにも限界があるということはしばしば私の精神をぶった斬ります。

高校生の頃、英語がもっと喋れるようになりたくて留学がしたいと思っていました。しかし、そんなことはお金がないのでできるはずもありませんでした。
それでも英語が好きだったので、映画を見るだの音楽を聞くなどしているうちに、大学四年生の今、ネイティブとマニアックな話をできるくらいには英語を操れるようになりました。
留学に行くと言う経験はできませんでしたし、長い時間がかかりましたが、自国で努力し他国の言語を身につけるという経験をその代わりにすることができました。
私は、この二つの経験に大差があるようには思えません。つまり、理想通りの経験と理想の経験ができない分努力する経験は同じ価値だと思うのです。
大切なのは結局その人の本気度だというのは、留学に行った友達が海外のスタイルだけを取り入れて、目標の英語上達を叶えてこなかった様を見た時に嫉妬まじりに感じたことです。いやお前それだと大金を払って留学に行った意味がないだろう…私のほうが1年有効活用できてるだろ…と思いました。裕福な家庭に育っていれば、楽しいいい経験ができてよかったじゃん!で終われそうなので、本当にただの嫉妬ですが。
お金がなくてしたいことができない学生は本当にたくさんいると思います。私もそのうちの1人なので、問題はお金だけなのに!!!と頭を抱えることが多いです。ここで、お金がないことを恨む、ましてや親を恨むなんて思考は本当に無駄だと思います。自分の幸せ度を人間が作り上げた金なんかに縛られてたまるかという気持ちで妬み嫉みを行動に移せるか、それに対しての努力を惜しまずできるかが何よりも大切なのではないでしょうか。まあそれがなかなか難しいし、時間がかかるのですが…その事実自体にも、お金がないという事実と同様、慣れてくるものだと思います。
苦学生の皆さん、頑張っていきましょう!

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