【仕事】プレゼン・会議資料・定型文書/たった一文字の誤りや半角のズレがもたらすものは
(全2,222文字)
皆様おはようございます。
毎週水曜日の朝、仕事に関係する記事を投稿しているかけうどんです。
今日は『書類や資料の作成』にまつわる話を書いて見ようと思います。
過去の仕事に関係する記事はこちらのマガジンにまとめております。
たった一文字の誤りや半角のズレがもたらすものは
結論:小さなミスが、自分と言う人間の信用を左右する。
大小の差はあれど、書類を作るには各業種・業界のしきたりやしつけがあったりすると思います。
そこを間違うと、叱られたり怒られたりもします。
担当者本人の成長を促すための上司からの指導であればありがたくもありますが、最近では少し強く言っただけでパワハラだと逆に訴えられたりもして、中々難しい時代にもなりました。
一昔前のことですが…
『お前は本気で俺に指導をもらおうと思ってないだろう!でなければ、こんな中途半端で未完成なものを持って来れるはずがない。俺に対する挑戦か、それとも嫌がらせか!』
たった1ヶ所、日付のところの『曜日』が一文字間違っていただけだったのですが、鬼の首をとる勢いで猛烈な指導を受けたことがありました。
上司にも色んな方がいます。
中には、とても大きな声で、しかも、超攻撃的な態度で『お前56すぞ!』みたいなノリの方も少なくありません。
(ここには詳しく書けませんが、今の時代だと完璧にアウトなセリフも…)
まあ、今日書きたかったことは、そんな昔の上司の悪口ではありません。
仕事を任されていると言う、自分の中にある責任や義務感についてです。
誤字は極めて重大なミス
仕事・業種にも色々あるので、全てに当てはまるとは言えませんが。
正式な書類などは、当たり前ですが間違いは絶対に許されません。
でも、人間ですもの。
パソコンでパチパチと打ち込んで作るものには、必ず間違いはあります。
肝心なことは、どれだけ真剣に自分の仕事、すなわち自分が果たすべき責務を完遂する意志があるかどうかだと思います。
指導を受ける側から指導をする側に立ってみて思うことですが、全く隙の無い仕事をもってくる部下には、色んな仕事を安心して任せることが出来ます。
しかし頻繁に、些細なミスや間違いの多い仕事をもってくる部下は、やはり何処かに抜け漏れがあり、危なくて見ていられません。
憎くはなくても、重要な仕事を任せるには少し(いやだいぶ)不安が残るのも否めません。
管理者になると、部下の能力に見合った仕事を与えたり、部下の成長を促しながら成功体験や達成感を得られるような導き方も必要だと痛感しますが、それには部下が出来るようになるまで根気よく寄り添うという、途方もないパワーが必要になります。
当たり前ですが、大きな声で怒鳴り散らし、頭ごなしに相手の人格を否定し続けるだけではそれらには繋がりません。
実際に自分が若かった頃を思い起こすと、あの頃は全然イケてなかったな。
間違いやミスだらけで上司の血圧を上げてしまっていたなと反省することばかりです。
そんな経験があるから、相手にどう言えば伝わるか、個々の能力や性格を見極めながら、仕事の任せ方にも一工夫が出来るようにもなる訳ですが。
今改めて思うことは、たった一文字の間違いや半角のズレは、本当に小さな間違いだったのかも知れませんが、自分の仕事の出来、しいては自分の信頼度を著しく下げてしまっていたと思うようになりました。
パソコンを叩いている本人は意外と気付かない誤字・誤植や体裁のズレ。
仕事に慣れてくると、それらもだんだんと減っていきます。
また、その経験値がどんどんたまることで、精度の高い成果を短時間で作れるようにもなりました。
ですが、それは自分だけの努力で勝ち取った能力ではなく、根気よく付き合ってくれた上司や先輩がいたからだと思います。
さて、では、今の時代はどうなのでしょうか…
パワハラの時代は終わって…
今の若い方に仕事のことを教えたりアドバイスをする時は、昔のようなノリと勢いでは全くダメだと思います。
時代は変わったので。
頭ごなしに、ああしろ・こうしろ、あれはダメ・これはダメ、こうすべき・ああすべき、ではなく、自分から仕事に真剣に向き合って、自らの手で責任をもって取り組む意思を持たせることが何よりも大切なのかなと。
少子化で新卒の方を獲得するのが、どの企業や業種でも困難になりつつある昨今です。もともと出来る子たちの中から、更に出来る子をガンガン叩いて伸ばす時代はとうの昔に終わっている。
パワハラはダメです。
明確にわかりきっていることです。
自分自身、心をすり減らしながらキツイ思いをした経験もたくさんありましたので、理不尽なことを無くそうという取り組みには賛成です。
ですが。
『昔は~』と言うのが私はあまり好きではないのですが、自分のこれまでの歩みを振り返りつつ、あえて現状を見て言えることがあるとしたら。
自分にある程度の負荷をかけなければ身に着かなかったスキルも少なからずあったのかな?とも思います。
多くの失敗の中から学んだことも。
今の時代に合わせた人材育成のやり方で『自分の非を認めつつ、責任感や向上心を持った若者って育つのだろうか』と、ふと疑問に思うことが結構あったりもします。
今は、出来る子・出来ない子、関係なく、一人一人の個性をしっかりと見極めながら、個人ごとに合った指導方法で『長所を最大限伸ばす』ような人材育成が必要な時代になったのかも知れません。
最後まで読んで頂いてありがとうございました。
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