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妻は必殺料理人

妻は料理がとても上手なんですが
単純に料理が上手いと言うレベルではなく

『必殺シェフ級』ですw

なにが、どう、必殺なのか?

結婚して今まで
妻が出す料理に私は
『不味い』
と言った事が1回もありません。
1回もです。


ちょっと思ったけど口に出して言わなかったとかもありません。

3回ほど
「これはあなたがつくったものですか?」
と聞いた事はあります。

『よう分かったな、それ買ってきた奴やし。不味いん?』

「これはあなたの味とは違うなと思ってね(^^)」



【必殺料理人三原則】

◯ 食材は1円でも安く

高いモノが美味しいのは当たり前
少しでも安い食材を使っていかに美味しく作るかが胆

◯ 美味しい料理は効率が生む
妻が料理を終える時は
いつもシンクやその回りには
何一つ残っていません
彼女曰く「料理は作業効率がすべて」

◯ 決め手は愛情
感情や気持ちは味に出る

らしいです

今まで心身ともに極めて負荷の高い仕事に耐えて来られたのは、間違いなく妻のおかげであることは間違いありません。精神的・徹底的に追い詰められ、逃げ場を塞がれた状態でパワハラを受けまくっても、尚、進むことも逃げることも出来なかった時もありました。

昔ある上司から
約半年間
毎日のように暴言を浴びせられ
仕事だけでなく
人間性も含めて
あらゆることを否定され
今でいうところのパワハラを受け続けていました

そのうち何を聞いていても
「お前は4ね」
と言われてるようにしか聞こえなくなりました

職場に行くのが毎日苦痛になり
苦しくて
全て投げ出して逃げたかった
けれど前に進むしかない

あー
こうやって
リアルに
人間って心が削られて
壊れていくんだろうなぁ…

そう思いながらも
非生産的なことを延々と繰り返すしかない

私の心をギリギリのところでつなぎ止め
助けてくれていたのは
間違いなく

妻の存在
妻の暖かい言葉
妻の料理

でした

絶対に仕事でのストレスを
家に持ち帰らない
私の心がけなのですが
妻はうすうす私の変化に
どこかで気付いていたと思います

一番きつかったのは
私本人ではなく
それを間近で見ていた
妻だったと思います



朝のご飯と卵焼きと味噌汁

昼のおべんとう

夜ごはんの
カレーライス
鳥の天ぷら
やきそば
手作りコロッケ
豚肉の生姜焼き
焼きビーフン

たくさんたくさん…

あげるとキリのないくらいの
妻のたくさんの得意料理

私にとっての『元気をもらったあの料理』は
いつもの食卓にのっている
妻が作ってくれるいつもの料理です


最後まで読んで頂いてありがとうございました。

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