乃木坂46の齋藤飛鳥さんとの初めての共演から一ヶ月。○○はドラマの撮影に臨んでいた。

監督:　カット！OK。○○、最近演技が今まで以上によくなってる。このまま頼むよ。

○○:　はい、ありがとうございます。

スタッフ:　昼休憩入りま～す。

一度楽屋に戻った○○。楽屋に入るとすぐに太一が用意してくれた乃木坂ってどこ？のDVDを見ていた。

ｺﾝｺﾝ

太一:　○○、入るよ。

○○:　どうぞ～。

太一:　また見てんだそれ。

○○:　うん、まだまだ乃木坂について知らないことが多すぎるから。太一さんが言ったんでしょ。なにも知らないのに番組になんか出演できないって。

太一:　まぁ、他の仕事に影響出ないなら別にいいけど。

その後も○○は乃木坂のことを知っていき、いろんな現場に出ては共演者やスタッフに乃木坂の良さを熱く語っていた。

しばらく経った後いつものように仕事で車に乗っていると太一がビッグニュースと言って話してきた。

太一:　○○、乃木坂ってどこ？あるじゃん？あれリニューアルするらしいよ。

○○:　そうなの？MCとか変わるの？

太一:　いや、バナナマンさんのまま。

○○:　てか、太一さんなんでそんなこと知ってるの？まだ発表もされてないでしょ。

太一:　実はリニューアルに伴って出演者を増やすらしいんだよ。そのオファーが○○に来てる。

○○:　……えぇーー!!本当に!？本当にオファー来たの？

太一:　あぁ、今朝俺のとこに連絡が来て○○を使いたいらしい。作戦成功だな。
やるかどうかは選べるがどう…

○○:　やる！絶対にやる！

太一:　わかった。そしたら急だけど明日挨拶に行こう。

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翌日

太一:　○○おはよう。昨日は寝れたか？

○○:　全然、でも全く眠くない！むしろめっちゃ元気。

太一:　なら良かった。じゃあ行くか。

○○:　(やっと飛鳥さんに会える🎵)

乃木坂46事務所に着くと以前共演したときにあったマネージャーさんが出迎えてくれた。

乃木マネ:　久しぶり、この前は自己紹介してなかったか、改めまして乃木坂のマネージャーやってる葵(あおい)って言います。前に言ってた通りになったね。これからよろしく。

○○:　よろしくお願いします。

葵:　じゃあ早速メンバーとご対面…の前に先にうちの代表にも挨拶しに行かなきゃね。

葵について行くとひとつのドアの前で止まった。

葵:　この部屋の中に代表がいるから。挨拶頑張って。

ｺﾝｺﾝ

○○:　山下○○です。ご挨拶に参りました。

？？:　どうぞ。

ドアを開けるとそこには一人の男性の姿があった。

？？:　○○くんだよね、乃木坂合同会社の代表をやってる今野だ。これからよろしく頼むよ。

○○:　山下○○です。よろしくお願いします。

今野:　そんなに堅くならなくていいよ笑
それより、乃木坂のことが好きなんだって？

○○:　はい！乃木坂を知ってからの歴はまだ浅いですが乃木坂への思いは人一倍あります。

今野:　嬉しいこと言ってくれるじゃないか。本当は秋元さんにも会って貰おうと思ってたんだがあいにく先生は忙しくてね、また別の機会に挨拶するといい。まだメンバーには会ってないんだろう？

○○:　まだです。

今野:　よし、今はレッスン中だろうから一緒に行くか。

そうして○○と今野はレッスン室に向かった。レッスン室に着くと今野が

今野:　私が声をかけたら入ってきてくれ

とだけ言い残しレッスン室に入っていった。

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レッスン室

今野:　みんなお疲れ様。ちょっといいか。

乃木坂メンバー:　お疲れ様です。

今野:　乃木坂ってどこ？がリニューアルされるのは知ってるよな。それに伴って出演者を増やすことになった。それで今その人が挨拶に来てくれている。いいぞ。

ｶﾞﾁｬ

○○:　新番組から出演させていただくことになりました、山下○○です。これからよろしくお願いします。

白石:　なーちゃん、○○って以前番組一緒だったよね？ﾎﾞｿｯ

西野:　うん、私よりずっと年下なのにすごいしっかりしてたから覚えてる。飛鳥も覚えてるでしょ？

飛鳥:　うん。

今野:　じゃあそういうことだから○○とコミュニケーション取っておいてくれ。

生田:　○○くんよろしくね。

○○:　よろしくお願いします。生田さん。

生田:　私のこと知ってるの？

○○:　メンバーの皆さんの名前と顔は一通り覚えているので。

生田:　生田さんかぁ。なんか堅いよね～。

○○:　じゃあ絵梨花さんでどうですか。

生田:　うん。そっちの方がいい!

？？:　じゃあうちはりんごさんがいい!

生田:　流石にそれは無理じゃないかな、さゆりん。

松村:　え～、○○くんダメ？

○○:　流石にりんごさんは笑

松村:　じゃあとりあえず沙友理さんね。いつでもりんごさんって呼んでいいよ😉

？？:　○○くんはじめまして、キャプテンの桜井玲香です。これからよろしくね。桜井さんでも玲香さんでも好きに呼んで。

○○:　よろしくお願いします。玲香さん。

その後もメンバーと挨拶をした○○はあるメンバー達のもとへ行った。

○○:　お久しぶりです。麻衣さん、七瀬さん、飛鳥さん。これからよろしくお願いします。僕のこと覚えて…ますかね。

白石:　もちろん。これからよろしくね。

西野:　覚えてるに決まってるやろ。アイドルやっててたくさんのファンのこと覚えてるんやで。

飛鳥:　…よろしく。

飛鳥はそのまま向こうに行ってしまった。

白石:　全く飛鳥は…
飛鳥は極度の人見知りで緊張しているだけだから気にしないで。って○○くん聞こえてる？

○○:　(飛鳥さんかわいいなぁ)ん、何ですか？

白石:　さっきから○○くん飛鳥のことずっと見てるけどもしかして好きなの？

西野:　そうなん？

○○:　な、何を言ってるんですか！そ、そんなわけないじゃないですか。アハハ。

白·西:　(飛鳥のこと好きなのバレバレ笑)

白石:　とりあえずそういうことにしといてあげる。それじゃ、私たちこの後もレッスンあるから。

西野:　○○くんまたな～。

こうして○○はメンバーとの挨拶を終え乃木坂の事務所を出るのだった。

飛鳥:　…○○くんかぁﾎﾞｿｯ