飛鳥と一緒に北海道を観光することになった○○。しかし、ひとつ問題が。

美月:　○○、このまま二人で観光してたらあらぬ疑いがかかってしまうかもしれないよ。

○○:　そうなんだよ。どうしようかな。

美月:　だから飛鳥さんの代わりに私が○○と…

○○:　それは却下。

美月:　ブー。じゃあどうするの？撮影でもない限り二人でいたら怪しまれるよ。

○○:　それだ‼️ありがと姉ちゃん。

○○は葵のもとへ向かった

○○:　葵さん！ひとつお願いしたいことがあって。

葵:　どうした？

○○:　飛鳥さんと北海道を観光することになったんですけどその様子を撮影して欲しいんです。

葵:　なるほど、撮影となればもし見られてもファンが不安になることもなくなるわけか。

○○:　第一飛鳥さんが卒業するまで絶対にそういうことはないですけどね。

葵:　わかった。スタッフに言って準備をしてもらうよ。

○○:　ありがとうございます。

葵達が準備を進め○○と飛鳥が北海道を観光する様子を撮影して乃木坂配信中にアップすることになった。

飛鳥:　○○と二人だけがよかった……。ﾎﾞｿｯ

○○:　ダメですよ、ファンのみなさんを不安にさせるわけにはいかないですし。

飛鳥:　聞こえてたの！？

○○:　バッチリ笑

飛鳥:　もうやだ……///

○○:　飛鳥さんがそんなこと思ってくれてるなんて僕は嬉しいですよ。

そんなこんなで撮影がスタート。事前にスタッフが計画したルートで観光を進めていった。
飛鳥と○○は北海道で有名なかき氷屋さんに来ていた。

飛鳥:　うまっ！

○○:　美味しい!!
そうだ！飛鳥さん、僕のカメラにあーんしてください。

飛鳥:　あ、あーん///

○○:　なんで飛鳥さんが照れてるんですか。笑

飛鳥:　今まであんまり人にあーんとかしたこと無かったから……。

○○:　ほら、早くしないと溶けちゃいます。食べましょ。

かき氷を食べ終えると○○と飛鳥は街をぶらぶら散策しに行った。

○○:　飛鳥さん、聞きたいことがあるんですけど。

飛鳥:　何？

○○:　よくライブで「俺の嫁」って言われてるじゃないですか。飛鳥さんから見てあれってどう感じてるのかなって。

飛鳥:　特別なにか感じるってことはないかな。応援してくれてるってことは伝わるからそれは嬉しいけど。

○○:　じゃあもうひとつ。乃木坂に入った理由ってなんですか。何気に知らなかった気がします。

飛鳥:　私ね、小学生の時いじめられてたの。先生とも合わなくて学校に行かなかった時期もあって。その時にお母さんから勧められて。元々アイドルに興味はあったしとりあえず受けるだけ受けてみようかなって。

○○:　そうだったんですか……。

飛鳥:　○○こそ、どうしてこの世界に？

○○:　自分は赤ちゃんの頃からなので気付いたら芸能界にいたので笑
小学生になるタイミングで親に聞かれたんです。まだ芸能活動を続けるかって。その時はドラマも出てて演技が楽しくてたまらなくてそれでこの世界に残るって決めたんです。
その選択をしたお陰で飛鳥さん達とも出会えましたし。

飛鳥:　今や日本を代表する俳優だもんね笑

○○:　笑いながら言わないでくださいよ。

葵:　そろそろ戻ろうか。

飛鳥·○○:　はーい。

二人はホテルに戻った。

○○:　葵さん、明日からの会場入りって何時からですか。

葵:　えっと～、8:00にここを出て会場に向かう感じだね。一緒のタイミングで来る？

○○:　行きます。

葵:　わかった。それじゃあまた明日。

○○:　太一さんただいま。

太一:　飛鳥さんとの撮影は終わったの？

○○:　うん。明日乃木坂のみなさんと一緒に行くから8:00にはここを出るって。

太一:　わかった。じゃあそろそろ寝るか。

○○:　おやすみ～。

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翌日　6:00

○○:　ん、朝か。

太一:　○○起きたか、おはよう。

○○:　おはよう太一さん。早いですね。

太一:　朝は得意な方だからな。朝ごはん食って準備するぞ。

準備を終えた二人は10分前に集合場所に、ついた。

真夏:　○○おはよう。

○○:　真夏さん、おはようございます。

美月:　○○おはよー!!ｷﾞｭｯ

○○:　姉ちゃんあっつい！離れて!!

美月:　いーじゃん、兄弟なんだし。それに私と○○は…

○○:　運命共同体じゃないから。

美月:　ケチ‼️

梅澤:　ほらやま、○○を困らせない。

○○:　梅澤さん。

梅澤:　○○おはよう。

飛鳥:　○○おはよう。

○○:　飛鳥さん、おはようございます。
なんか今日はかっこいいですね。

飛鳥:　ありがと…///

葵:　よし、全員揃ったな。それじゃあ移動するぞ。

会場に着くとメンバー達はリハーサルの準備に向かった。

葵:　○○、カメラ持ってきた？

○○:　はい、あります。

葵:　本番中に○○がカメラで撮ることをメンバーに伝えたからガンガン撮っちゃって。
リハーサル中は会場内自由に歩いてていいよ。

○○:　分かりました。

リハーサルも順調に終わり観客の会場入りも始まった。○○がステージ裏に行くとメンバーがエンジンを組んでいた。

真夏:　今日から始まる真夏の全国ツアー北海道公演初日です。暑さが厳しいなかではありますが熱中症など体調を崩さないように気を付けながら最高のライブになるように頑張りましょう。

乃木メンバー:　はい！

真夏:　せーの！

乃木メンバー:　よー。ぎゅ。ぎゅ。せーの。努力！感謝！笑顔！うちらは乃木坂上り坂46!!

○○:　ライブ中いろんな所で写真撮ってると思うのでよろしくお願いします！

ライブが始まると会場は大盛り上がり。○○が客席内の通路を通ると気付いたファンが声をかけてくれた。

ファン:　○○さんだ！なんでここに？

○○:　メンバーのみんなの写真撮ってるの。例えば…これとか。

ファン:　めっちゃ可愛いし、写真撮るの上手いですね。

○○:　カメラの性能がいいからね。

その後も○○は写真を撮り続けたくさんの乃木坂ファンと話すことが出来た。

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北海道公演が終わり一旦東京に戻ってきた乃木坂46と○○。しかし休む間もなく次の沖縄公演に向けての準備が始まった。

○○:　北海道行ったと思ったら今度は沖縄か～。乃木坂の全ツって大変なんだな～。

？？:　我々としても本意ではないんだかね。

○○:　今野さん！？お久しぶりです。

今野:　○○が北海道公演で撮った写真見せてもらったよ。どれも上手く撮れてた。

○○:　ありがとうございます。

今野:　実は○○に相談があってな。

○○:　なんでしょう。

今野:　今久保史緒里がラジオやってるのを知ってるよな。

○○:　乃木坂46のANNですよね。もちろん、いつも聞かせてもらってますから。

今野:　実は今月最後の水曜日に山下美月と一緒に○○にも出演して欲しいという依頼があったんだ。
どうだろうか。

○○:　太一さん、どうでしょう。

太一:　いけるぞ。翌日も休みだし問題ないんじゃないか。

○○:　それじゃあ出演する方向でお願いします。

今野:　わかった。よろしく頼むよ。

次回、○○初のANN!!