ブラコンな姉とあざとい年上彼女
1月1日
僕の名前は久保○○、19歳の大学一年生。
僕には2個上の姉がいるんだけど……。
○○: ん、もう朝か。てか、なんで姉ちゃんが隣で寝てるんだ?史緒里姉ちゃん起きて。
史緒里: おはよう、○○。
なぜか僕のベッドで寝てたのは史緒里姉ちゃん。自他共に認めるブラコン。
○○: 明けましておめでとう。で、なんで僕のベッドにいるのかな?
史緒里: だって○○と一緒に寝たかったんだもん…🥺
○○: はぁ、ほら起きて。
史緒里: や!○○と一緒に寝るの!
○○: 朝だと精神年齢5歳になるのなんなの…。
コンコン
○○母: ○○~、お客さんが来たわよ。
ガチャ
??: ○○~明けましておめでとう‼️って史緒里!?
○○: 美月さん、明けましておめでとうございます。
史緒里: 山じゃん。おはよー。
史緒里姉ちゃんに山って呼ばれたのは山下美月さん。姉の親友であり、僕の彼女。
美月: なんで○○と寝てるの!○○は私の彼氏!ギュッ
史緒里: ちょっと、○○は私の弟なんだから触らないでよね!ギュッ
○○: あの~とりあえずリビングに行きませんか。
美月・史緒里: ふん!
美月と史緒里はそれぞれ○○の両腕に抱きついた状態でリビングに向かった。
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リビング
○○: 父さん、母さん、明けましておめでとう。
○○父: お…おめでとう。
○○母: ふふ、ちょっと○○。お父さんビックリしてるじゃない。
○○: それは二人に言ってよ。
史緒里: ○○が冷たくするからだもん。
美月: ○○君が冷たくするからだもん。
○○母: 初詣行くんでしょ。
○○: そうだった。
○○母: 美月ちゃんも朝ご飯食べてく?
美月: いいんですか?
○○母: 美月ちゃんのご両親によろしくって言われてるから大丈夫よ。
美月の両親は海外で仕事をしているため美月は一人暮らしをしている。しかし○○たちの家と隣のためよく○○たちの家に来ていた。
○○・美月・史緒里: いただきます!
美月: 美味しい!
○○母: あら、よかった。
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朝ご飯を食べ終えた三人は初詣に向かった。
○○: あの~なんで抱きついてるんでしょうか。(周りの視線が痛い笑)
美月・史緒里: 寒いんだもん。
○○: とりあえずお参り行きますよ。
○○: (みんなと幸せに暮らせますように。)
美月・史緒里: (○○といっぱいイチャイチャ出来ますように。)
美月: ○○おみくじ引こ!
○○: お、大吉だ。
美月: 私も大吉!
史緒里: ……。
美月: あれ、史緒里さんはどうだったのかな?笑
史緒里: …なんで私だけ凶なの!
美月: 史緒里流石だわ🤣
○○: 姉ちゃんもってる🤣
史緒里: もうやだ!
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○○: ただいま~。
美月: 新年といえばゲームでしょ!
史緒里: ○○の部屋でゲーム大会だー!
某大乱闘ゲーム
美月: いっけー!
史緒里: ちょっと美月、なんで私ばっか狙うの!
美月: ○○に攻撃なんか出来るわけないでしょ///
○○: (なんで照れてるんだ。)
某プロスピ
史緒里: やったー!ツーベースヒット!
美月: 野球分かんないから楽しくな~い。
てか、○○上手くない?
○○: ま~ね~
某桃鉄
キングボンビー
史緒里: 二人に貧乏神ついた時は普通だったのになんで私の時はキングボンビーなの!
美月: 本当に史緒里すごいよ🤣
○○: 姉ちゃん…フフ
史緒里: もうやだ~😭
コンコン
○○母: 美月ちゃん今日泊まってく?
美月: う~ん…
○○: せっかくだし泊まりましょ。
美月: そうだね、お世話になります。
○○母: わかった。
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23:00
美月: ふわ~あ、眠くなっちゃった…
○○: 夜遅いですしそろそろ寝ましょうか。
史緒里: ちょっと、○○。なに一人で寝ようとしてるのかな?
美月: 一人で寝かすわけないでしょ。
○○: お、お二人ともどうしたんですか?
ギュッ
美月・史緒里: ○○のことだから、もちろん一緒に寝るよね?(圧)
○○: …もちろん。
美月: さっすが私の○○♥️
史緒里: ○○は私の!
美月・史緒里: うぅ~!
○○: もう寝るよ、おやすみ~💤
美月・史緒里: ○○待って~!
翌朝
○○: ん、なんで両腕に抱きつかれて拘束されてるんだよ~!
美月・史緒里: ん~、○○~大好きだよ~。ムニャムニャ
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