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一目惚れ 6

美月から乃木坂に受かったことを知らされた○○はすぐに今野さんに連絡した。

○○📱: 今野さん突然すみません。○○です。

今野📱: どうした○○、何かあったか?

○○📱: 実はお伝えしなければならないことがございまして…乃木坂3期生として受かった山下美月なんですが僕の姉なんです。

今野📱: うん、知ってるぞ。

○○📱: え?

今野📱: だから知ってるって。オーディションの時に一通り調べるから○○の姉がいるってことも知ってた。メンバーは知らないだろうがスタッフは全員知ってると思うぞ。もちろん最初に知った時にはビックリしたけどね笑

○○📱: そうだったんですか。

今野📱: もちろん忖度などは一切無く純粋に山下美月に乃木坂に入ってほしいと思ったから合格にしたんだ。そこは信じてくれ。

○○📱: もちろんです。姉のこと、どうかよろしくお願いします。

今野📱: わかった。立派なアイドルにして見せるよ。

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乃木坂46の3期生が発表されてから1週間後
3期生が先輩メンバーとの初対面を果たす。

葵: 3期生のみんな、はじめまして。乃木坂のマネージャーをやってる葵です。
これからよろしく。

3期メンバー: よろしくお願いします!

葵: これからみんなには先輩にあたる1期生と2期生に挨拶をしてもらうから。心の準備は大丈夫?

梅澤: なに話せばいいんだろ。

久保: これからの意気込みとか?

与田: 難しすぎるっちゃ。

蓮加: やまはもう挨拶考えたの?

美月: (これで○○とあんなことやこんなことをグフフ)、なんか言った?

梅澤: はぁ~、先輩達への挨拶ちゃんと考えたの?

美月: 挨拶ね~。ま、なんとかなるでしょ。

梅·久·蓮: (やまのこの自信はどこからくるんだ)

葵: じゃあ行くよ。

葵: みんなお疲れ様。

1期·2期メンバー: お疲れ様です!

葵: もう既に知ってると思うけどこれから3期のメンバーに会ってもらう。先輩として引っ張ってあげて。

1期·2期メンバー: はい!

葵: 3期生入ってきな。

3期メンバー: 失礼します。

一人ずつ挨拶をして行く。そしてついに、美月の番に。

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前日

美月: ○○。明日先輩達に会うって。
○○は私のものって世の中に宣言できる!

○○: 知ってる。飛鳥さん達が明日3期に会うって言ってたから。でも世間には僕の姉って言わない方がいいんじゃない?

美月: なんで?

○○: だって僕の姉だって知ったらきっとオーディションで忖度があったに違いないとか言う人達が出てきそうだから。スタッフさんとかメンバーに言うのは仕方ないけど世間に発表するのはもう少し後の方がいいと思う。

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美月: (確かメンバーには言って良かったんだよね。)山下美月です。これからよろしくお願いします。

白石: 山下って確か○○の名字じゃなかったっけ?

西野: 山下なんてたくさんいるだろうからたまたまでしょ。

飛鳥: ぐーぜんだよ。

3期生の自己紹介が終わると葵が

葵: 実はみんなには言って無かったんだけど3期のみんなに会いに来てくれた人達がいるの。ちょっと待ってて。

葵: どうぞ。

設楽·日村:失礼しまーす。

○○: 失礼します。

白石·西野: バナナマンさんと○○!?

飛鳥: (○○…///)

美月: ○○!ギュッ

○○: 美月姉ちゃん離れて。

白石: 美月姉ちゃん!?ちょっとどういうこと?

西野: ○○、説明して!

飛鳥: そうだそうだ!

○○: えっと~、山下美月は僕の姉です。

美月: 改めまして、○○の姉の山下美月です。

白·西·飛· 姉ーーー!?

3期生が部屋を出た後○○は飛鳥達から尋問を受けていた。

白石: ○○、なんで○○の姉が乃木坂にいるの?ニコ

飛鳥: そうだ!○○は私がいれば十分だろ!!

西野: 飛鳥そういうことじゃないんよ笑

○○は美月が乃木坂に応募した経緯を話した。

西野: なるほどね~、それで○○のお姉ちゃんが乃木坂に。

白石: 今野さん達がオーディションで忖度なんかするはずもないしね。

○○: 飛鳥さん、さっきのあれってどういう意味ですか?私がいれば十分だろって。

飛鳥: へ!? ///そ、そんなこと言ってないし!///

○○: いや、僕は聞きましたよ。ちゃんとこの耳で。

飛鳥: う、うるしゃい///早く忘れろ!

西野: 飛鳥焦りすぎだって笑

飛鳥: もう○○なんて知らにゃい!!

白石: 知らにゃいだって、かわいい~ギュ

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3期生楽屋

梅澤: やま?どういうこと?

久保: ○○くんが弟なんて聞いてないけど!

美月: エヘヘ。

蓮加: エヘヘ。じゃない!

与田: 教えてほしかったっちゃ。

こちらもこちらで尋問が始まっていた。

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数日後。3期生が初めて乃木坂工事中の収録に参加することになった。収録前の乃木坂の楽屋。

白石: 美月~ちよっといい?

美月: 白石さん。なんでしょう。

麻衣に着いていくと七瀬と飛鳥が待っていた。

白石: 連れてきたよ~。

西野: ごめんね急に。飛鳥が美月に聞きたいことがあるんだって。

美月: なんでしょう、飛鳥さん。

飛鳥: ○○の誕生日っていつ?

美月: 12月25日ですけど、そんなこと聞いてどうするんですか?

飛鳥: なんでもいいの!次は○○が今欲しいもの。

美月: 欲しいものか~。難しいですね~。
(○○飛鳥さんのこと大好きだからなにもらっても喜びそうなんだよな。)
思い付かないですね、すみません。

飛鳥: そう。ありがと。

そう言って飛鳥はどこかに行ってしまった。

西野: 美月ありがとな~。

美月: いえいえ、これくらいなんてこと無いですよ。でもなんで飛鳥さんは○○のこと調べてるんですか?

白石: 実はね…ゴニョゴニョ

美月: えーーー!!飛鳥さんが○○のことムグッ

西野: 美月声大きい!

美月: すみません。でもそうなんですね。
だったら私も負けてられないな!○○は私のものだー!!

白石·西野: (美月は重度のブラコンだ笑)

収録が始まり、滞りなく進んでいった。
○○の意見もあり山下美月が○○の姉であることは伏せられたまま放送された。

数ヵ月後

飛鳥: もう12月になっちゃった…
まだ、○○へのプレゼントとか考えてない。確か野球と餃子だったよね。う~ん、なにも思い付かないよ~😭

西野: 飛鳥どうしたん?さっきからずっと頭抱えとるけど。

飛鳥: なーちゃん助けて~😭

西野: ○○へのプレゼントか~
(飛鳥からのプレゼントなんてなにもらっても○○は泣いて喜びそう笑)
考えすぎず飛鳥が○○にあげたいものでいいんじゃないかな。

飛鳥: あげたいものか~。あっ!!
(これにしよう🎵)


次回 ○○の誕生日





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