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【評価・感想】「Dare Devils of Destruction」「Los Demonios」「Danger Rising」レビュー【ジャストコーズ4 DLC】

この記事は、『Just Cause 4』向けの追加ストーリーのレビューです。

オススメはしませんけども

Just Cause 4』向けにも3本の追加ストーリーが配信されています。
デス・レースに特化した「Dare Devils of Destruction」、突如出現した化け物との対決を描く「Los Demonios」、シリーズらしさ全開の「Danger Rising」の3本になり、それぞれが2~3時間ほどのボリュームに収まっています。

正直、面白いのは最後の1本だけでした。
「Dare Devils of Destruction」は、実質的にはチャレンジパックですし、目玉のデス・レース自体も、ゲーム版『Mad Max』のようなカーアクションが楽しめるわけでもないため、それ単体でずっと遊ぶにはしんどい内容です(※ゲーム版『Mad Max』は今作と同じスタジオが開発した)。2本目の「Los Demonios」は、ちょこまかと動き回り、自爆攻撃もしてくる化け物の相手が面倒で、最後まで「これの何を楽しめば良いのか」が分かりませんでした。

これは別で購入する必要がありますが、「Dare Devils of Destruction」を遊ぶ場合は大型ロボットの"Brawler Mech"を、「Los Demonios」を遊ぶ場合は、ロケット搭載ウィングスーツを使い倒して遊ぶと良いです。諸々の不満点の多くが解消します。

そんな中、「Danger Rising」は面白かったです。
この追加ストーリーでは、前作『Just Cause 3』のような制圧ミッションを復活させており、「Just Cause」らしいカオスなゲームプレイを楽しむことができます。単身で乗り込んで暴れても良いですし、戦闘機で空爆しても良く、自分なりの方法で、好き勝手に遊ぶことができます。本編でせっせとアンロックした兵器がやっと役に立ちました。

もちろん、「時間制限付きのタスクがめんどい」「銃でオブジェクトを破壊させるのに弾薬が不足気味」など、不満点もあるにはあるのですが、「Just Cause 4で一番楽しい時間を過ごせた」と、はっきりと言えるほど、楽しい内容でした。

今作の追加ストーリーは、「Danger Rising」だけ遊べばOKです。

ちなみに「Danger Rising」の最後で、次回作の伏線が用意されていましたが、おそらくそれの続きが描かれることはなi…。

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