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【速報】「レコード芸術」休刊 坂本龍一と同い年

坂本龍一と同じ、1952年に生まれた「レコード芸術」が休刊を発表。偶然ながら、坂本の死と同時に幕を閉じることとなった。


クラシック・レコード評論の専門誌として1952年3月に創刊し、70年を超えてご愛顧いただきました『レコード芸術』ですが、近年の当該雑誌を取り巻く大きな状況変化、用紙など原材料費の高騰等の要因により、誠に残念ではございますが2023年7月号(6月20日発売)をもちまして休刊にいたすこととなりました。


むしろ、よくもったと言うべきか。


昔、乏しい給料からレコードを少しずつ買っていたときは、「レコ芸」の選評が貴重な指針だった。

しかし、だんだん、「基準がおかしくね?」と思い始めた。

佐村河内守のCDを推薦盤にしたり、久石穣のベートーヴェン全集にレコード・アカデミー賞をあげたり、いろいろ努力していたんだろうが、読者としてはあきれるだけだった。


ともあれ、我々世代のクラシックファンは、みんな「レコ芸」に思い出と思い入れがあると思う。

ご冥福を祈りたい。

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