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【寄席】新春!初笑い寄席(調布市)

2023年1月15日(日)、調布市のグリーンホール小ホールで、寄席がありました。少しだけお手伝いした経緯があり、観ることが出来ました。
私は、落語などの寄席に全く詳しくありません。簡単なメモになると思います。

■寄席とは

 今回の記事を書こうとして、「落語」と書くべきか「寄席」と書くべきか、迷いました。そもそも「寄席」とは何か、寄席の定義についてインターネットで調べてみました。

寄席とは、日本の都市において講談・落語・浪曲・萬歳(から漫才)・過去に於いての義太夫(特に女義太夫)、などの技芸(演芸)を観客に見せる興行小屋である。

Wikipediaより

寄席は、確かに落語だけではないですね。納得しました。

■字幕版 絵ばなし寄席 超入門!

 11時からのバリアフリー公演を観ました。落語家の方の話に、手話と字幕付きの動画がついていました。
 また、演目は『元犬』と『松山鏡』。
 「超入門!」と「小学生おススメ」と銘打っているだけあって、素人の私でも、話についていくことが出来ました。

■調布寄席 東西囃と寄席囃子

1.番組表

(・落語 子ほめ 金原亭駒平 ← 前座。多分合っていると思います。)
 ・落語 猫の皿 林家彦三
 ・落語 ○○○ 桂文我 ← 演目を聞きそびれてしまいました。
  <仲入り>
 ・太神楽 翁家和助
 ・落語 七段目 林家正雀
 ・大喜利 寄席囃子 林家正雀、桂文我、柳沢きょう、かつら益美

2.メモとコメント

・落語で、事前に演目が分かっていたものは調べていたのですが、本題に入るまでの部分を掴むのも、素人の私には難しかったです。ひとつの高座の流れは、口上、マクラ、噺、サゲで構成されていているようです。
・太神楽では、傘回しや五階茶碗、土瓶を使った芸などがありました。包丁を重ね、その上で皿を回す芸が印象に残りました。
・七段目は、仮名手本忠臣蔵の七段目つながりですね。五段目・六段目は歌舞伎で観たことがあって、七段目に少し触れられただけでも良かったです。
・東西囃とあるように、東西の違いを感じる部分がありました。
・上方落語の膝隠し・見台。文我師匠が、張扇や拍子木で叩いて、音を出していました。
・大喜利は寄席囃子となっていて、出囃子が話題に上り、三味線と太鼓、笛などで実演もされました。定番の曲も東西にあり、上方では「石段」と言われるそうです(前座専用?)。また、「野崎」という曲の東西聞き比べもありました。
・名立たる師匠のエピソードと、その人ごとの出囃子の実演があったのですが、落語の世界の知識があまりないため、話について行けていない部分がありました。どんな師匠がいたのか、落語の世界にも関心を向けてみたいです。
・八代目の林家正蔵師匠の牛めしの話や、小三治師匠の話が出ていました。
・最後は正雀師匠の踊りでした。

今回は落語の世界を少し垣間見ました。それぞれの世界を楽しむ人がいて、新年を迎えていくのだと思います。

以上です。

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