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今思えば部活動ばかりの毎日だった

働き方改革だ!と叫ばる昨今。先生方はいかがお過ごしでしょうか。

私は多いときで残業時間が120時間を超えていました。主な仕事は・・・① 学級担任
この時の学級は落ち着いていたので、この部分の業務は比較的楽でした。
② 教科指導
③ 生徒会担当
3年生の担任をすることが多く、その流れで生徒会担当に。しかし普通で考えると生徒会って部活動並みに忙しいので、生徒会担当が部活動種担当なのはありえない。しかし・・・。
④ 部活動監督
部活動では全県をまとめる立場にいて、中体連主催の大会だけでなく、競技種目の団体主催の大会の主管を担ったり(つまり、大会を開くのは競技団体だけれども、運営は中学校の部活動の先生が行っている状態)、会計も兼務していたので、この部分が鬼のような忙しさ。第1日曜日、第3日曜日が休み以外は部活動を行っていました。今思えば、なんでこんなに頑張っていたのか。当時は学校が荒れ気味だったので、部活動で生徒を育てていこうという風潮が学校全体にあり、こんな感じだったなあと覚えています。

朝は5時ぐらいに学校に到着し、始業時間が8:15なので、この部分だけで2時間45分の超過勤務になります。部活動が終わるのが19時で、そこから授業の準備やらなにやらで帰りは20時~21時はざら。終業時間が16:45なので、4時間ぐらいの超過勤務。すると一日6時間ぐらいの超過勤務をしていることになるわけです。一か月が20日ぐらいの勤務日なので6×20で120時間。土日の部活動があるので月160時間の超過勤務の時もありました。若さで乗り切りましたが、狂ってましたね。

自分の子供たちと土日に遊んだ記憶はあまりない・・・まったく嫁に申し訳ない。

しかし、働き方改革が叫ばれ、部活動もかなりブレーキがかかり、土日はどちらか必ず休み。ウィークデイは1日必ず休み。平日の部活動は片付けなどを含めて2時間までといったルールが出来上がりました。もうこのころには競技団体の役員は継続したものの、部活動の主担当を外れたので、だいぶ楽になりました。

現在も月の残業時間は40時間を切ることはありません。しかし1日の残業時間は2時間程度です。朝早く来ているので、帰りは定時~1時間程度の残業といったところでしょうか。土日も余裕があれば部活動に参加して、子供たちと一緒に汗を流す感じ。(自分の健康のため?)

ほんと変わったものです。


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