学級担任を外れた!

今年52になる年齢で初めて学級担任を外れました。

他の県ではもっと早く主任や管理職などになり、学級担任を外れる人がいるのは知っていましたが、私が働く県は少子高齢化の最先端を突き進む県ですので、つい最近まで職員室の年齢構成では、教諭だけで言えば下から数えたほうが早かったのに、ここ2,3年であっという間に上から数えて5本の指に入るぐらいになりました。

そして今年度異動になり、その職場では、人生で初めて学級担任を外れ、学年副主任兼研究主任という立場になりました。



なんとなく悲しい・・・



さて、学級担任を外れて感じる変化(?)をnoteします。

(1)学級担任の先生をサポートするという面白さ


もちろん学級担任っていいなあという気持ちもあるものの、学級担任が最大限力を発揮できるようにサポートするという面白さがあることにも気づきました。

朝の打ち合わせで学級担任の先生が不安に思っていることを一つずつ解消し、教室から戻ってきたときに「今日一日何とかなった!」いう表情だった時には、よくサポートできたなと思います。

教育ってこういうこと、教えるってこういうことという講釈を垂れることも大事かもしれませんが、副主任という立場では、そんなことより、気持ちよく担任業務に取り組んでくれることが、結構楽しいなあと感じます。

(2)教師の良い悪いが如実にわかる


年度のはじめですので、授業のほとんどが学活で、学級づくりや委員会・係決めなどを行います。どの学級でも同じことをやっているので、その中で、学級づくりのうまい下手がよくわかります。ただ単に学級づくりを淡々と進める先生と、3年間を見据えて、最後にはこんな姿になってほしいという教師の思いを、自分の言葉で伝えて、そこから学級づくりを始める先生では、1年間で相当の差が生まれるだろうなあと感じます。

そういった、学級担任として大事なことは何かということを学年の先生たち同士で共有することも大事だと感じます。

(3)自分の学級だけでなく、学年全体が自分の担任する生徒という気持ちになる。


以前はほかのクラスより自分のクラスの生徒ががぜんかわいく、自分のクラスがほめられると自分事のようにうれしいし、ダメなクラスだ、やりにくいクラスだなんて言われると、「お前はわかっとらん!」みたいな気持ちになっていました。しかし、担任をもたない今、すべての生徒の担任のような感覚でやっているので、寂しいという気持ちもいくらか薄れてきています。

(4)給食の盛りが多い


学級担任ではないので、給食は当然職員室で食べます。生徒は結構食べるので、教師の給食の盛付けはそんなに多くはなりません。しかし、職員室ではなぜか大盛にしてくれます。職員室では比較的若い年齢なのだからなのでしょうか・・・。3月末より、3キロ太りました。やばい。


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