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父の日もわからぬ父の笑顔かな

わーい!
NHK俳句5月号に
載せていただきましたあー!!

高野ムツオ先生選 
テーマは「父」
佳作に入れていただきました^^

父と言えば私には
自宅への通い介護5年
施設での介護3年という
4年前に亡くなった父の事を
ついついネタに、いや題材にして
詠むことが多いです。
きっとあの世で
「おい!こらこら!」と
怒っていることでしょうが
仏壇の、りんをチーンと鳴らして
「ごめんねー!」と言っておきます。

父は認知症になってからも
ヘルパーさんに受け狙いの
おやじギャグなんかを言ってばかりの
面白いじいさんでした。
今日がいったい何日で何曜日なのか
今は何時なのか
そんなことは全然わからない
思いっきり自由な世界で生きていた父ですが
車椅子で通院などで出かけるときに
施設のヘルパーさんに
「あら~おでかけ?どこ行くの?」と
声をかけてもらうと
「ちょっとアメリカまで~~!」みたいな冗談は
すっと出てきていたのは
ほんとすごいなーと思いました。
心のどこかでいつも
人を笑わせたいと思っていたのでしょうね。

なんだかどうも私も父に似たようなところが
あるような気がしてならないので
もし私の文章がおかしなことになってきたらば
それは認知症の兆しかもしれないので
ご一報ください。(笑)
あ、俳句の出来は悪くてもそこは
お知らせいただかなくて大丈夫です!(笑)
それはもともとの頭のレベルの問題ですので。(/ω\)

(NHK俳句5月号 高野ムツオ選 佳作)


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