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竜とそばかすの姫

だいぶ、久しぶりの記事になります。

今回は『竜とそばかすの姫』についてのレポを書きたいと思います。


今回は以下の三つの観点から映画を見ていくこととします

1 音楽

2 声

3 映像美

4 細田作品の「男」の魅力



それでは、まず「音楽」という観点から見ていきましょう

主人公の声を務める中村佳穂さん

映画館で彼女の歌う『U』を聴いたときに衝撃が走った

まず、millennium paradeの皆さんを起用するあたりにセンスを感じた

そして、なんといっても唯一無二の「歌声」

率直な感想として、

「英語のように日本語を歌っている・・・」

メロディに対しての声の乗せ方が日本語というより英語の近い

『U』は冒頭で歌われるのだが、

ぜひ映像とともに見て欲しく映画を見にいくことを強く推奨する



さて、次に「声」という観点から見ていこう

細田作品の特徴として

「声優よりも役者を起用する」というものがある

思い返せば、

有名どころでいうと

「時をかける少女」の主人公の声を担当したのは当時17歳の仲里依紗

「サマーウォーズ」の主人公は神木隆之介

というように主人公以外の声も一度は名を聞いたことのあるような役者たちだ

今回の映画は「歌」がメインであったため、

おそらく歌手を起用したのだと思う。

今回の主人公以外の声優も実に豪華だ

主人公「すず」の声は中村佳穂

すずの友人たちの声を務めるのは

成田凌・染谷将太・玉城ティナ・幾田りら

すずの父親を役所広司

そして合唱団のメンバーを

森山良子・清水ミチコ・坂本冬美・岩崎良美・中尾幸世

そして、ギリギリまで明かされることのなかった

竜の声を佐藤健

気づけば今年は佐藤健の出演作品が多く佐藤健の作品のレポばかりだ

この中強く印象に残ったのは

幾田りらと佐藤健だ

幾田りらはいい意味で普通だった

私たちはYOASOBIのikuraとしての印象が

強いので声優のライイナップを見たときに

「どうだろうな・・・」と思ったが

高校生役なのだがとてもハマっていたと思う

次に佐藤健

彼はおそらくできないことないんだろうなと

思っていたが

やはり期待を裏切らない

「声までイケメン」である

うちに闇を抱えている役であるとともに

佐藤自身も語っていたが

人ではない竜の声の難しさ

全く違和感なく演じきれる彼は

「前世で何度か世界を救ったのかな」と

思わせるほど何をとっても「一流」である


次に映像美について

主人公が住むのは高知県

田舎の良さを気持ちよく描いている

対象にインタネット上仮想現実世界はごちゃごちゃしている

まさに「正反対」である

主人公のように田舎に住んでいても

インタネットが」使える時代

そういった二面性を持つ人も

多くいるのだろうと思った


最後に細田守の描く「男」たち

分かってくれる方がいらっしゃるか分からないが

性癖にグサグサ刺さる

細田作品の男たちは

色が違えど、しっかりイケメンで

色を持っていて、

作品の中でこの人がいいなと

思える人に出会えるだろう

今回の作品の男たちも皆かっこいい

すずの父親も友人も

とある男の子も

ぜひ、映画館で楽しんでもらいたい


というように細田作品は結構好き嫌いが分かれるのだが

個人的に見て後悔はしなかった

このような状況ですので強くお勧めできないのだが

ぜひ見に行ける方は見に行ってみるのは良いと思います。


では、また。

※敬称は省略させていただきました







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