ニーチェと私の違い

ニーチェは永劫回帰の概念を持ち出しているが
これはニヒリズムを否定するものではない

永劫回帰内に自身を置いても
結局自分が石ころと変わらないという
事実は変わらない

というより
ニーチェが 愛 を理解する過程に
永劫回帰という概念が最適だったので
その概念を説明しているだけである

もし人生に絶望している無敵の人
(失うものが何もなく希望もない人)が
秋葉原で大量殺人を行うとする

その人に永劫回帰だから
強く生きなければならないよ と
伝えたところで
「だから何だ?」 と
返されるだけだ

もし無限ループの中にあっても
自分の価値が無価値である事に
気づいた人は
自分が無価値である事に
変わりはないからだ

ニーチェは 運命愛 という言葉を
残している
永劫回帰よりも そちらの方が根幹である

自分が無価値で無意味である事を認識して
他者にとっての幸福を目指す
それがニヒリズムを克服した
私からのメッセージである

ニーチェは良い物事も悪い物事も愛せ と
主張しています
これは当然の反応です

ニーチェ自身は無意味かつ無価値です
なのであれば通常は
良い物事も悪い物事も全ては
無価値であり無意味なものです

ただ 他者の精神を入れると
価値が変わります

貴方にとって全てが悪い物事でも
他人にとっては良い物事だったりします

逆もあります
貴方が徳をして
相手が損をする

そこまで理解できると
愛 が理解できます
もし貴方自身が無価値で無意味だとしても
他者にとって無価値で
無意味であるとは限らない

つまり 貴方が愛する物事と
他人の愛する物事は違う

もし二人なら それぞれ愛するものが違います
百人なら千人なら一万人なら、、、

現在地球の人口は70億人に達しています

我々は人間なので
幸福感を感じたり幸せを感じます
たとえ全てが無価値でも
別に幸福感を感じてから
死んでも良いんじゃないですか
幸せを感じてから
死んでもいいんじゃないですか

貴方が無価値でも
貴方が生きている事で
幸福や幸せになれる人を
探してから死んでもいいんじゃないですか

どうせ全てが無意味で無価値
死ねば全てが終わります

自分に意味がなければ
他者の幸福を目指して生きる

貴方が死んだら
他者の幸福が失われる

もし貴方が生きている事で
幸福を感じる人がいた場合
貴方の死を嘆き悲しむでしょう

どうせ全てが無意味で無価値

愛する人を探して生きてみませんか?


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すいません
この記事には重大な欠陥があります

他者のみを頼りにすると自己が消失してしまい
解離性障害や統合失調症になります

この様な病気の解決法が存在しない内は他者を頼りにしてはいけません

ニーチェも自己の消失により死んでいます
今は自己を保って下さい
他者に依存せず自我を守って下さい