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12冊目(人生はプロジェクト)

ヒマな会社員はいない。あいつは今頃暇してパフェ食ってるかもしれない。そんなように会社では教えてくれないことを一つ一つ教えてくれるのがこの本である。社会という森林に放り込まれると、たいていの人は途端に迷子になった状況にパニックし、方向性も決めずにがむしゃらに努力する。そんな姿にストップをかけてくれるのがこの本である。空から鳥の目をもち、全体を眺めるようにした方がいい。

目的があるものはどんなものでもプロジェクトだと作者はいう。女の子とデートするのも、出世するのも、趣味に走るのも全て何か目的を常に達成している。だからこそ「人生」は目的地があり、そこに向かってまっすぐ歩いているかどうか気になるところではある。

この本では目標→段取り→実行→検証の4つの内容から成り立っている。

目標は、自分た達成したい事実を書き出すのが重要である。お金持ちになるというのは漠然すぎるので、月収5万あげるなど具体的な数値に落ちていた方がいい。また誰のための目標なのかも気にすべきことである。個人のためがいつのまにか会社のためになっていないか。改めて見直す機会になる。

段取りは、目標を達成するためにやることを洗い出すリストである。洗い出すためにはハッピーエンドから逆算する。いつまでに何をすれば良いか。数値で明確にされているかを常に意識する必要がある。そしてすベて作業化。タスク化して期限を決めていく。モレ・ダブリ・優先順位をチェックする。

実行は、モチベーションについて書かれている。どうしても人間は気分により実行したくない時がくる、自分のやる気スイッチが入る場所や音楽、食べるもの、などをたくさん見つけている人が強くなる。また問題が起きた時には事実のみを考える。妄想やイメージはいらない。

検証は、結果から何をみるかによる。プロジェクトが成功しても仲間がボロボロなら意味がない。成功なのか失敗なのか。この検証が学びになり次のプロジェクトを走らせるために必要な糧となる。成功する必要があるとは一言も書いてない、失敗するスピードが早く繰り返すほどに成長のスピードも早めることができる。

プロジェクトを立ち上げよう!目の前には真っ白な時間が横たわっている。
流れを変えるカードは待っていてもこない。すでに自分の手の中にあるからだ。

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