vol.79 『夢のあとがき』

角田陽一郎のメルマガDIVERSE vol.79 2021年8月22日Full Moon
『夢のあとがき』

ユニバースUNIVERSE(単一の世界)からダイバースDIVERSE(多元的な世界)へ
多視点(バラエティ)でみると、世界はもっと楽しくなる。
それが角田陽一郎の考えるバラエティ的思考です。まさにいろいろなことをバラエティに多元的に多視点で紐解くメールマガジンです。


■Cm■「仕事人生あんちょこ辞典」

おはようございます。この月末に、ベストセラー『考具』の著者、加藤昌治くんと共著を出します。題して『仕事人生あんちょこ辞典: 50歳の誤算で見えた「ブレイクスルーの裏技45」』
今日はこの本のあとがきを、読者のみなさんに先だししちゃいたいと思います。

人生の素晴らしさって、結局のところ、何に出会うか? 誰と出会うか? なんだって想うわけです!

あとがきです。あとがきなので、本当のことを書きます。
ボク(角田)はこの本で何をしたかったかというと、高校時代からの友人の加藤昌治くんと、共著を出すことをいつかやってみたかったっていう“夢の実現”でした。二人とも1970年生まれ、50歳を超えました。お互いに何冊か本を出していて、もういい歳です。出会ったのが1986年の高校一年の時、1年A組で、五十音順の席順で角田のすぐ後ろが加藤でした。そういう意味では今年2021年でちょうど35年の付き合いになります。学生時代から一緒によくスキーに行きましたし、温泉巡りもしました。長野の常宿のペンションにも毎年行ってたし、そこでお米づくりをしたこともあります。最近は体の節々が痛いことを相談しあったりしてます。
動き出したのは2019年の11月、加藤くんの知り合いのKKベストセラーズの編集長鈴木さんと銀座でお会いしました。二人とも学生時代に熟読した相原コージ・竹熊健太郎著『サルでも描けるまんが教室』略称“サルまん”みたいな、プロデュース術の指南本的な本が出版できたら面白いなーとかなんとか説明したら、鈴木さんは「ぜひやりましょう!」と即決してくださいました。そして12月からはライターの甲斐荘さんも合流して、定期的に四人でミーティングをするようになったのでした。でもボクは、その時やってる仕事の話や、大学院の話などいつもその瞬間に思ってることを延々と話すので、なかなかプロデュース術的なものではカタチにならなかったのです。でも一方で、その角田がいろんなことを話して、それに加藤くんが反応するって会話を繰り返していると、その内容は我らながら示唆に富んでいて、雑談にしとくのは勿体無いと、この4人全員が思いました。そこで「それを50音順のテーマに再構成して、生き方に悩む人へのアドバイス的な辞典にしたらいいんじゃないか」となり、むしろいろんなテーマについて、話ていく作業が進んで行ったのでした。

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