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vol.21『発想を展開する方法』

角田陽一郎のメルマガDIVERSE vol.21 2019年4月19日Full Moon
『発想を展開する方法』
 

ユニバースUNIVERSE(単一の世界)からダイバースDIVERSE(多元的な世界)へ
多視点(バラエティ)でみると、世界はもっと楽しくなる。
それが角田陽一郎の考えるバラエティ的思考です。まさにいろいろなことをバラエティに多元的に多視点で紐解くメールマガジンです。


■Cm■「東大大学院に通っています!」 inspired by【13の未来地図】

今日は天秤座で満月。先月の満月も天秤座でしたからまさに今年2度目の天秤座の満月で、平成最後の満月です。10連休を前にみなさんはいかがお過ごしですか?僕は現在ぶっちゃけアップアップの状態です。
僕は4月から東大の大学院に通い始めました。専攻は文化資源学です。そのことでも今僕が考えている未来への展開等いろいろ書きたいことがあるのですが、いかんせん時間がありません。昨日水曜日は授業終わって、仕事で大手芸能事務所で幹部と打ち合わせして、文字通り新幹線に飛び乗って大阪に行って、ロフトプラスワンウエストで俳優の佐藤太一郎とトークライブを3時間深夜までやって、今日木曜日は朝イチの新幹線に乗って東京戻って朝から文化資源学の授業をさっきまでやって、で明日金曜の満月は朝6時の飛行機で福岡に行ってバラエティ番組の撮影です。で金曜日なんで、本当は朝10時に『渋谷で角田陽一郎と』というラジオ番組の生放送があるのですが、ダブルブッキングなので、仕方なく、さっきまで大学からの帰路を使って1時間ラジオを録音しておりました。なんかスケジュールが破綻していますね。でも、それでもそれぞれをやっている意味も目的もあるのですが、さすがにメルマガ今から書いてると、体力的に死んじゃうので、今回はむしろ豪華に、今度出版する予定の『地理思考』(仮)の中から、発想をどのように拡げていくか?についてお話しようと思います。
題して、『発想を展開する方法』
ぜひお読みください!


■Dm■「名前から発想してみよう!」inspired by【運の技術】


地理は学校の科目として習うと暗記が付き物と思われがちですが、半分は正解で半分は間違っていると思います。(それは歴史や科学を始め大方の学問でも当てはまりますが)
まず第一義で言えるのは、暗記だけをすることは本質的には意味がありません。それを知っているか知っていないかと、その本質を知ることは、違うからです。そこが前提の上で、本質を知る上で、すくなくとも、これは“知っとくべき”という知識もある一定数はあることも確かです。
その上で僕が考える、覚えるべき情報とは、そこにあまり優劣は無いということです。優劣の定義づけが難しいとすれば、清濁、あるいは公認・非公認には意味がないとも言えます。しかし教育だと試験の範囲はどうか?的な範囲という概念で、知の領域を固定し、その中でさらにこれは覚えるべき、覚える必要ない的な判別を公に認定してしまいます。しかし、この範囲という領域自体がまずは、流動的です。常に時代とともに、または地域によってでも時の施政者の方針でも時事刻々と変化しているのです。なので範囲という線に囲まれた明確に線引きされた領域があるのではなく、その境目は不確かで境界自体がもっと面的にグラデーションで広がっていると認識する必要があります。

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