見出し画像

はらぺこあおむしを読みながら不覚にも泣いてしまった日のこと

5月日記といえばいいのか、久しぶりにPCを開いたので、また自分の記録用に ぽつぽつと書いてみることにした。

5月あと残り約1週間。仕事はじめまであと約1週間。これもあれもしたいと思っていたことが、何一つ達成していない。中途半端。泣きたくなってしまった。いや、正直なところ、大声で涙を流しまくり、泣いてしまった。

4月と5月ほぼ毎週小児科通いだった息子。数日しか登園していない。先週からも発熱が続いていて、今日初めて平熱をキープしてくれてはいるが昨晩はいきなり39度台になったし、明日になるまでわからない。頼む下がってくれ。そして、私も咳が酷くなってきた。

おととし生まれた息子と久しぶりにみっちり二人っきりで過ごす1週間は特に辛かった。そんな気持ちになるなんて、この子が生まれてから、入園するまではあたりまえの生活だったのに、情けなくなる。

夏の試験受験も久しぶりの就職も、欲張って予定を決めたからなのだけれど、進んではきたけれど、ほんとうに「ザ・計画倒れ」で実行力なくて悲しくなってきた。今こうして、語彙力のなさにも…

もうすぐ4か月ぐらいで2歳を迎える息子ははっきり言って、発達障害がややあるのかもしれない。「グレーゾーン」という言葉は適していないかもしれないのかもしれないし、しっかりと知識があるわけではないから杞憂であるのかもしれないけれど、

現時点で歩行は伝い歩きのみ。基本は「ずりバイ」(両手を前足のように使って前進し、おしりで進む。)で進む。話せる単語も4,5語のみ。指差しもバイバイもできない。毎日の保育園での先生との、いつまでも返せないバイバイが辛くなってきた。先生方にはとても感謝してもしきれない。だけれど、心の中でいつもバイバイの時、母は胸がキュウっとなってます。


総合病院の小児科のフォローは受けているが、区の健診で「療育施設」も勧められてしまった。ただ、総合病院のかかりつけの先生は「保育園に通っている今の段階で、施設の必要は現時点ではない、もう少し様子を見ましょう。」と話してくれた。発達でフォローをしていただいている先生にも「大丈夫。キミはきっと歩けるさ。」と話してくださるのが救いだ。区と先生方の温度差というか、捉え方に差があり過ぎて、だれを信じたらいいのか疲れてしまっているのが正直なところだ。しばらくは専門家である先生方を信じて、前向きにとらえてきたのだけれど…

そんな息子の成長への不安を抱えながらも、「やさしい」夫と去年からほぼ同居状態の義父との4人暮らしも慣れてきたはずなのに...気持ちを落ち着かせるために慣れない支離滅裂な文章を書いている。

「やさしい」っていうのは、今いろんな家族がある中で、何より幸せなことなのだと思う。だが、みんながみんな「ふんわり」していて、我が家で舵をとるのが私だけになってしまっているのが辛い。

夫も義父も「気が付かない」性格だ。平和な彼らを見てると、リラックスできることが多々ある。感謝もしている。
非常に神経質で、スタートする前から先々のことをいつも心配してしまう私は何度か救われてきたのだけれど…そんな私はイライラしてしまう疲れてしまう。いつも最後に点検をしなければいけない、買うものも行くところも息子に着せる服も飲ませる薬も病院のことも...決めなければならない。

極端ではあるが、ある意味バランスがとれているケースなのだろう。だけれど、辛くなってきた。はっきり伝えなければ、わかってくれないことが多い。

そんな、なにを見ても中途半端でモヤモヤ、イライラしていて、もうすぐ始まる仕事への不安も日に日に増して行って、とうとうドカーンと...一発

息子は今日もなかなかお昼寝してくれなかった。最近始まった「癇癪」モードになり、なにをしても泣きわめき、頭を床にぶつける自傷行為もする。必死になって、抱きしめて止めさせる。お腹がすいてる様子もない、オムツも濡れていない、眠い様子もない。

ふと、生後間もないころから読み聞かせていた「はらぺこあおむし」が目に入った。小さい頃は読み聞かせると、泣き止んでくれて、いつもお守り代わりに外出する時も持ち歩いていた。お気にいりすぎて、ボロボロになって2冊目。

ダメ元で読み聞かせ始めた。


そしたら、笑う笑う。さっきまでの息子が嘘みたいに。
お腹を空かせた「あおむし」がリンゴや梨、スモモなど次々と果物を食べていくページではゲラゲラと久しぶりに大声で笑う息子。


ごめんね。
遊びたかったんだね、前みたいに絵本読んで欲しかったんだね。

泣けた。
自分が情けなさすぎて、
はらぺこあおむしを読み聞かせながら、ワンワン泣いた。泣きながら、3回ぐらい繰り返しで読んだ。

大袈裟かもしれないけれど、前みたいに息子との生活がほぼ生きてる理由みたいだった、ほぼ1日の中を息子が占めていた日々は時間も先々のことを考えずに一緒に思いっきり遊んでた。

なにやってきたんだ、自分と。
また、あおむし読みながら泣いた。


のこりあと、1週間。文字通り、悔いない日々を過ごしたい。

支離滅裂で文字を打ち込んでいたら、すこし楽になりました。今こうして、息子が横にいることさえ、一昨年は叶わないと思った瞬間があったのに。
あれやこれ、なんて欲深いんだ。

もしも、もし、最後に、ここまで読んでくださっている方がもしいらっしゃったら、こんな文でごめんなさい。いつか読み返したら、あまりの自分勝手な文に赤面して消してしまうかもしれない。


久しぶりにPCを開いたら、嬉しいお知らせが。
この頃撮れていませんが、ほんとうに嬉しいです。ありがとうございます。


#日記 #写真 #写真日記 #育児 #子育て #母働くことにした2019 #MAHOフォト #みんなのフォトギャラリー

ご覧いただきありがとうございます。 お気軽に写真のご感想などコメントでいただけますと、とても嬉しいです。