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義理姉の図々しさとか

法事で実家に帰った。正月ぶりの家族は皆変わらず忙しそうで、父は遅れてくるし、長男は早めに帰っていった。母の車で家に帰ると、姪二人がレアキャラの私から離れず、両方の膝上が何故か取り合いになり、とても重かった。義理姉の母へのタメ口はいつまでも慣れず、違和感しかない。友達だと思ってるのかしら、といつかの母は憤慨してたけど降参したのかもしれない。図々しく生ききった者の勝利か。

長男が新聞に載っていた。ラジオやテレビにもちょくちょく出ているらしい。周りのゴタゴタにも惑わず、ゆっくり着実に根を張る兄が尊い。

その夜見た夢はやはり家族の夢で、寝覚めが少し悪かった。

脚本第一稿を提出した。その後、少しだけ後悔した。手を抜いた気はないし、最善を尽くしたと胸張って言えるけど、あと少しだけ。もう少しだけ、粘れたかもしれない、と思う。

一人で煮込むより早めに荒野に投げて、様々に叩いてもらった方が昇華する、とあの時は確かに思ったのだ。

脚本を提出して、品評を聞くまではいつもこうして落ち着かない。

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